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【全日本総合2018】「自分らしいプレーはできた」(桃田)<準々決勝コメント-5>

日本の頂点を決める「第72回全日本総合選手権」。大会4日目の30日は、各種目で準々決勝を実施。ここでは、注目選手の試合後のコメントを紹介しよう。

トーナメント表・結果は こちら

【男子シングルス】

桃田賢斗(NTT東日本)

結果:小野寺裕介(日本ユニシス)に21-13、21-9で勝利

「去年はこの準々決勝で負けているので、正直意識する部分はありました。ただ1、2回戦よりコートの中ですごくいい感触で、自分らしいプレーはできたと思います。1本目のクロススマッシュが、相手が構えていないほうに決まったので、今日はこれを使えるな、と。先に強打したほうが決まる攻撃的な試合で、自分が打つ本数が多かったぶん、有利に進められたと思います。全日本総合は、選手みんなが1年間ここに思いを向けている大会です。それがプレーにも表れるので、1試合1試合が怖いですよ。これだけやってきたんだから……という自信はありますが、楽しいと感じる余裕はありません(笑)。ただ試合が終われば、海外と違って日本のファンの方と身近に接するので、それがモチベーションではありますね」

上田拓馬(日本ユニシス)

結果:坂井一将(日本ユニシス)に21-14、9-21、21-19で勝利

「勝って次もあるのに、泣くのは違うと思うんですけど……すみません(涙があふれる)。自分の中で、もう今回が最後かなっていう気持ちでこの大会に臨んでいて。最後のほうでリードされたとき、このまま終わっちゃうのかなと思ったら、こみ上げてくるものがありました。いろんな人の応援も聞こえて、最後に逆転して勝ったときに、たくさんの人が拍手をしてくれてすごくうれしかったです。最近の自分だったら、17-19の場面ですんなり終わっていたと思います。でも、応援に応えなきゃと。応援してくれている人がいるのに、あきらめる姿は見せられないと思って頑張りました。明日は西本(拳太)選手が相手ですが、今日対戦した坂井の思いを背負って、応援してくれている人たちの思いにも応えられるように、勝ちにこだわって頑張りたいです」

初日(予選)

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2日目(1回戦)

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3日目(2回戦)

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4日目(準々決勝)

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取材・構成/楊順行、バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳

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