【全日本総合2018】フジカキがタカマツと涙のラストマッチ!<ダブルス>

11月27日から開催されている第72回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館。大会3日目の29日は、各種目本戦2回戰が行なわれた。ここではダブルス3種目をダイジェストでお伝えしよう。

トーナメント表・結果は こちら

【女子ダブルス】

全日本総合2018

2012年ロンドン五輪の銀メダリスト・藤井瑞希/垣岩令佳(再春館製薬所)と、リオデジャネイロ五輪の金メダリスト・髙橋礼華(写真左)/松友美佐紀(日本ユニシス)の新旧メダリスト対決は、21−19、21−19で髙橋/松友が勝利を飾った。1、2ゲームともに髙橋/松友がリードする展開だったが、個人戦では今大会を最後に引退するフジカキが「1秒でも長くプレーしていたい」と試合前に話していたように、垣岩のスマッシュ、藤井のネット前でのクレバーなプレーに加え、ねばり強いレシーブ力で巻き返すなど、最後まで会場を沸かせた。

「最後まで自分たちらしいプレーができて悔いはありません」と2人。試合後は両ペアともに、記者らの質問に答え、切磋琢磨した思い出を振り返ると、涙をこらえることができなかった。

全日本総合2018
試合後、互いに健闘を称え合う髙橋/松友と藤井/垣岩

そのほか、ドロー四隅に座るA代表の福島由紀/廣田彩香(岐阜トリッキーパンダース)、永原和可那/松本麻佑(北都銀行)、米元小春/田中志穂(北都銀行)は8強入り。新玉美郷/渡邉あかね(NTT東日本)と栗原文音/篠谷菜留(日本ユニシス)の勝負は、栗原/篠谷がファイナル勝負で競り勝ち準々決勝進出を決めている。

【男子ダブルス】

男子ダブルスでは、インドネシアOP(Super1000)準優勝など、世界ランキング8位の井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)が2回戦で姿を消す波乱が起こった。井上/金子を破ったのは、塚本好喜/高野将斗(日立情報通信エンジニアリング)。第1ゲーム終盤の接戦を21−19で制した塚本/高野は、第2ゲームでも一歩も引かず、シーソーゲームを展開。最後は23オールから2ポイント連取で勝利をものにした。

全日本総合2018
まさかの敗戦でベスト8入りを逃した井上拓斗(手前)/金子祐樹

世界ランキング3位の園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)、同9位で前回優勝の遠藤由大/渡辺勇大(日本ユニシス)、ダイハツ・ヨネックスジャパンOP8強の保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)は、準々決勝に駒を進めている。

【混合ダブルス】

全日本総合2018

昨年優勝の渡辺勇大(写真右)/東野有紗(日本ユニシス)が、同じ日本ユニシスの井上拓斗/岩永鈴を退け、連覇に向けて好スタートを切った。「同じチームの先輩と後輩ということで、やりづらい部分はありましたけど、僕らのほうがミックスをたくさんやっている分、今日勝てたのかなと思います」と渡辺。東野も「去年勝っていますが、挑戦者の気持ちで一戦一戦を戦いたい」と、謙虚に語っている。

2015年全日本総合を、数野健太とのペアで優勝を果たしている栗原文音(日本ユニシス)は、今季からペアを組む権藤公平(トナミ運輸)と参戦。今年はB代表として海外大会に出場し格下の大会ながら好成績を残している2人は、「大会前に2人で練習する時間が持てずに大会を迎えたので、ちょっと不安があり、最初はその不安要素が出てしまった」(栗原)と振り返ったが、試合が進むに連れ、経験豊富な2人らしく安定したプレーで初戦を突破した。

そのほか、昨年の準優勝ペア・小林優吾/志田千陽(トナミ運輸/再春館製薬所)、日本ランキング3位で、フランスOP、香港OPで8強の成績を残している保木卓朗/永原和可那(トナミ運輸/北都銀行)も、順当に準々決勝進出を決めている。

初日・予選

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取材・文/田辺由紀子

写真/菅原淳


投稿日:2018/11/29

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