11月27日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP（バリ・Super1000）5日目は、各種目の準決勝が行なわれた。
インドネシアマスターズの結果はこちら
▼試合結果
▼選手コメント
準々決勝
古賀輝／齋藤太一
3日目
渡辺＆東野、志田＆松山
2日目
保木卓朗／小林優吾
日本はダブルス3種目で決勝に進出。混合ダブルスの渡辺勇大／東野有紗（上写真・手前）は、デンマークのクリスチャンセン／ボエと対戦。東京オリンピックやフランスOPで勝利を飾っている渡辺／東野は、デンマークペアに対して21-16で第1ゲームを先制。第2ゲームも12-11から連続得点で一気に点差を広げた渡辺／東野が、そのまま押し切って21-12で勝利。決勝進出を決めた。その決勝ではタイのデチャポル／サプシリーと激突する。
女子ダブルスは志田千陽（上写真・手前）／松山奈未が決勝の切符をつかんだ。韓国の若手ペアと対戦した志田／松山は、第1ゲームから接戦を展開。16-9から18-16まで迫られる場面もあったが、ここを21-19で乗り越えると、第2ゲームも互いにポイントを取り合い17-16。終盤、3連取で相手を引き離した日本ペアが最後は21-18で制し、インドネシアマスターズ（Super750）に続いて決勝進出を決めた。
男子ダブルス準決勝は、保木卓朗／小林優吾（上写真・右）と古賀輝／齋藤太一の日本人対決に。お互いに手の内を知る者同士の対戦は、第1ゲームを22-20で保木／小林が先取。第2ゲームは保木／小林が中盤以降に点差を引き離して21-14で勝利。2大会連続優勝に王手をかけた。
男子シングルスはビクター・アクセルセン（デンマーク）とシンガポールの若手ホープ、ロー・ケンイゥ（上写真）が決勝に進出。女子シングルスは準々決勝で山口茜を下したアン・セヨン（韓国）と、タイの準決勝でプサルラ・V.シンドゥ（インド）を退けたラチャノック・インタノン（タイ）が激突する。
27日の結果、28日の決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝（11月27日）
ビクター・アクセルセン（デンマーク）②〔21−19、21−15〕０●ジョナタン・クリスティ（インドネシア）54分
ロー・ケンイゥ（シンガポール）②〔21−14、21−7〕０●ラスムス・ゲンケ（デンマーク）42分
▼決勝（11月28日）
ビクター・アクセルセン – ロー・ケンイゥ
【女子シングルス】
▼準決勝（11月27日）
アン・セヨン（韓国）②〔21−19、21−19〕０●ポンパウィ・チョチュウォン（タイ）50分
ラチャノック・インタノン（タイ）②〔15−21、21−9、21−14〕１●プサルラ・V.シンドゥ（インド）54分
▼決勝（11月28日）
アン・セヨン – ラチャノック・インタノン
【男子ダブルス】
▼準決勝（11月27日）
ギデオン／スカムルヨ（インドネシア）②〔21−16、21−18〕０●シェティ／ランキレッディ（インド）44分
保木卓朗／小林優吾②〔22−20、21−14〕０●古賀輝／齋藤太一48分
▼決勝（11月28日）
ギデオン／スカムルヨ – 保木卓朗／小林優吾
【女子ダブルス】
▼準決勝（11月27日）
志田千陽／松山奈未②〔21−19、21−18〕０●ベク・ハナ／イ・ユリム（韓国）58分
ポリイ／ラハユ（インドネシア）②〔21−18、21−14〕０●ジョンコパン／ラウィンダ（タイ）58分
▼決勝（11月28日）
志田千陽／松山奈未 – ポリイ／ラハユ
【混合ダブルス】
▼準決勝（11月27日）
デチャポル／サプシリー（タイ）②〔21−17、18−21、21−14〕１●高成炫／嚴惠媛（韓国）80分
渡辺勇大／東野有紗②〔21−16、21−12〕０●クリスチャンセン／ボエ（デンマーク）39分
▼決勝（11月28日）
渡辺勇大／東野有紗 – デチャポル／サプシリー
文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO
