【インドネシアマスターズ】渡辺勇大&東野有紗がファイナル勝負を制して準決勝へ!日本勢は5種目でベスト4入りを果たす!<準々決勝結果>

11月19日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(バリ・Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

▼結果

初日結果 / 2日目結果

3日目結果

▼選手コメント

4日目(11月19日)
桃田賢斗 / 山口茜

保木卓朗&小林優吾

3日目(11月18日)
桃田賢斗 / 山口茜

2日目(11月17日)
髙橋沙也加

混合ダブルスは、東京オリンピックの銅メダリスト、渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗がインドネシアのファイザル/ウィジャジャと対戦。第1ゲームは「足があまり動かなかった」(東野)という日本ペアが、16-21で落とす苦しい立ち上がり。しかし、「第2ゲームは足を動かそうと話してからプレーした」(東野)という2人は、その第2ゲームを21-17で奪い返すと、ファイナルゲームは打ち疲れた相手が先に失速。序盤からリードを広げた渡辺/東野が21-9で逆転勝利を飾り、準決勝進出を決めた。試合後、渡辺は「すごく疲れました。(会場は)シャトルが遅いので、タフな試合になった」と振り返っている。

女子シングルスは、デンマークオープン(Super1000)フランスオープン(S750)から続く3大会連続優勝をねらう山口茜(上写真)が、タイのポンパウィ・チョチュウォンを対戦。今年に入って力をつけてきた相手に対し、序盤からミスが目立った山口は第1ゲームを失ってしまう。しかし、第2ゲーム以降は落ち着いてラリーを構築。第2ゲームを21-12、最終ゲームを21-10で制した山口が、ベスト4入りを決めた。また、韓国のアン・セヨンと対戦した髙橋沙也加は、0-2のストレート負け。10月のフランスOP準優勝に続く上位進出は果たせなかった。

男子シングルスは桃田賢斗(上写真)が、デンマークのラスムス・ゲンケと対戦。第1ゲーム15本で制した桃田は、集中力を欠いた相手を第2ゲーム21-5に抑えて勝利。順当にベスト4進出を決めた。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、デンマークOP決勝で対戦したアストルップ/ラスムセン(デンマーク)を2-1で退けて準決勝へ。女子ダブルスは、ハイロOP(S500)優勝の星千智/松田蒼は韓国ペアに敗れたが、志田千陽/松山奈未はマレーシアペアを2-0で下し、フランスOPに続く上位進出を果たしている。

フランスOPで4強入りを果たした志田(左)/松山が、今大会でも準決勝に進出

19日に行なわれた準々決勝の結果、20日の準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(11月19日)

桃田賢斗②〔21−15、21−5〕0●ラスムス・ゲンケ(デンマーク) 43分

周天成(台湾)②〔21−19、12−21、21−18〕1●伍家朗(香港)63分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−11、21−17〕0●クンラビット・ビティサラン(タイ)46分

スリカンス・キダムビ(インド)②〔21−7、21−18〕0●プラノイ・H.S.(インド)

▼準決勝(11月20日)

桃田賢斗 – 周天成

スリカンス・キダムビ − アンダース・アントンセン

【女子シングルス】

▼準々決勝(11月19日)

山口茜②〔8−21、21−12、21−10〕1●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)55分

アン・セヨン(韓国)②〔21−15、21−14〕0●髙橋沙也加36分

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−13、21−10〕0●ネスリハン・イギット(トルコ)35分

ピッタヤポン・チャイワン(タイ)②〔21−12、21−13〕0●イェオ・ジャミン(シンガポール)29分

▼準決勝(11月20日)

山口茜 – プサルラ・V.シンドゥ

アン・セヨン – ピッタヤポン・チャイワン

【男子ダブルス】

▼準々決勝(11月19日)

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔22−20、21−17〕0●クスマ・ワルダナ/ラムビタン(インドネシア)42分

A・チア/ソー・WY(マレーシア)②〔21−13、21−15〕0●王齊麟/李洋(台湾)31分

テオEY/オンYS(マレーシア)②〔21−13、18−21、21−18〕1●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)

保木卓朗/小林優吾②〔19−21、21−14、21−19〕1●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)77分

▼準決勝(11月20日)

ギデオン/スカムルヨ − テオEY/オンYS

保木卓朗/小林優吾 – A・チア/ソー・WY

【女子ダブルス】

▼準々決勝(11月19日)

志田千陽/松山奈未②〔21−14、21−15〕0●タン/ティナー(マレーシア)40分

プティタ/サプシリー(タイ)②〔18−21、21−13、21−19〕1●ポリイ/ラハユ(インドネシア)83分

金昭英/孔熙容(韓国)②〔17−21、21−11、21−13〕1●星千智/松田蒼69分

ジョン・ナユン/キム・ヘジョン(韓国)②〔21−11、21−16〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)49分

▼準決勝(11月20日)

金昭英/孔熙容  –  ジョン・ナユン/キム・ヘジョン

志田千陽/松山奈未 − プティタ/サプシリー

【混合ダブルス】

▼準々決勝(11月19日)

渡辺勇大/東野有紗②〔16−21、21−17、21−9〕1●ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)68分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−17、21−9〕0●フーPR/チアYS(マレーシア)34分

高成炫/嚴惠媛(韓国)②〔21−17、21−15〕0●エリス/スミス(イングランド)48分

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔21−11、21−11〕0●スパク/スピッサラ(タイ)30分

▼準決勝(11月20日)

デチャポル/サプシリー − 高成炫/嚴惠媛

渡辺勇大/東野有紗 – 鄧俊文/謝影雪

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2021/11/19

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