【S/Jリーグ2019】七十七銀行が広島ガスに2−0で勝利!S/J残留を決める!<女子9・10位決定戦>

12月20日に『JTB S/Jリーグ2019』の順位決定戦が富山県・東洋通信スポーツセンター(高岡市民体育館)で開催された。男女各ブロック3・4・5位のチーム同士が対決して最終順位を決める決定戦。ここでは、女子の5位チーム同士による9・10位決定戦のダイジェストを紹介する。

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【女子9・10位決定戦】

勝てばS/J残留、負ければS/JⅡへの降格の厳しい戦いに臨むのは、Sブロック5位の七十七銀行と、Jブロック5位の広島ガス。第1ダブルスは、七十七銀行が、ブロックリーグでは一度もペアを組んでいない毛利未佳/重信萌夏のペアを起用。対する広島ガスは、ブロック最終戦で白星をつかんでいる小田菜摘/石村亜美で先制ポイントをねらう。

その勝負は一進一退の攻防となり、第1ゲームは七十七銀行の毛利/重信が21-19で先制をつかむ。第2ゲームも前半まで拮抗した戦いが続くも、果敢に攻め抜いた毛利/重信が11-8から17-13と引き離した。広ガスペアも最後までねばりを見せたが、21-14で押し切った毛利/重信が、21-14で下し貴重なポイントを手にした。

大事な第1ダブルスを制した七十七銀行の毛利(左)/重信

S/J残留に王手をかけた七十七銀行。シングルスは七十七銀行がブロック第2戦にダブルスで出場している池内萌絵(内定選手:日本体育大)を起用。対する広島ガスは、エースの下田菜都美。前半は池内が9−6、11−7とリードを奪いながら試合を進める展開だったが、経験豊富な下田が11-14の場面から巻き返して21-17と逆転に成功する。しかし、ここからねばり強さが光ったのが池内だった。第2ゲーム、長いラリーでも引かず、下田をコート奥に追いやりチャンスをつくると、17-13とリード。そのまま21-14で池内が奪い、ファイナルゲームに持ち込んだ。

最終ゲームでも勢いを保ったのは池内だ。17-15と接戦の場面も、下田のわずかなミスを逃さずにポイントにつなげた。20-17でマッチポイントを池内が握ると、最後は我慢しきれなかった下田のスマッシュがアウトとなり、池内が21-17で勝利。七十七銀行がチームの成績を2−0とし、S/Jリーグ残留を決めている。

今季ブロックではダブルス1試合のみの出場だった七十七銀行の池内だが、大一番でチームの残留を決める白星を獲得

順位決定戦でなんとか勝利を手にした七十七銀行・草井篤監督は「ブロックでも1勝を挙げて、最終的にはポイント率の差で5位。それでも、力がついてきていると選手たちもわかっていたので、気持ちを切り替えて、自分たちのプレーを出してやろうとしていた。シングルスで勝った池内は、相手の下田さんに総合の1回戦で負けていたので、チャレンジャーの気持ちで戦うように送り出しました。正直、ダブルス2本で取る気持ちもあったので、シングルスで勝ってくれてよかったです」と安堵の表情。一方、敗れた広島ガスの菊田健一監督は「山口大会(12月14日)で小田/石村が勝っていたので、いい流れはあったけど、その流れを生かしきれなかったです」と悔やむ。4年ぶりのトップリーグ復帰だったが「(短期決戦の)2部には2部の大変さがあり、上では(日程が)空くことによる大変さがあった」と振り返っている。

▼9・10位決定戦

七十七銀行(S3位)2−1広島ガス(J3位)

毛利未佳/重信萌夏②〔21−19、21−14〕0●小田菜摘/石村亜美

池内萌絵②〔17−21、21−14、21−17〕1●下田菜都美

河崎綾佳/杉野文保(試合なし)平井亜紀/亀田楓

好ラリーを展開した広島ガスの小田(左)/石村だったが、第1ゲームでの接戦を落としたのが後半に響いた

◆S/Jリーグ女子順位(5位〜10位まで)

5位 ヨネックス

6位 ACT SAIKYO

7位 山陰合同銀行

8位 NTT東日本

9位 七十七銀行

10位 広島ガス

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人


投稿日:2019/12/21
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