【関西学生春季リーグ】 龍谷大が春秋通じて24連覇を達成<女子>

4月27日から開催されていた関西学生春季リーグ戦は5月6日、滋賀県の皇子が丘公園体育館にて最終戦が行われ、各リーグの順位が決定した。

龍谷大が連覇数を伸ばし続けている女子1部リーグは、その龍谷大が1次リーグで関西学院大を相手に苦戦を強いられたものの、最終試合の第3単で中出すみれが三嶋菜桜に逆転勝利し、Aブロック1位で上位リーグへ進出。健闘した関西学院大も2位で1次リーグを通過した。

Bブロックからは立命館大と同志社大が上位リーグへ。龍谷大はまず同志社との初戦で3連勝し、全体としては4-1で優勝決定戦進出を決めた。最後の相手は関西学院大を3-2で破った立命館大。春に限れば7年ぶりに優勝決定戦に挑んだ立命館大だったが、龍谷大の層は厚く、今大会不動のシングルス1・2を務める小林優花と金廣真季の両2年生が、ゲームを落とすことなく連勝して早くも王手をかける。続く第1複でインカレ・チャンピオンの中出/田邉裕美は兒玉亜依/工藤葉那に第1ゲームを奪われたものの、そこから16本、14本で逆転勝ちをおさめた。

4年生が抜けた大きな穴をフレッシュなパワーで補い、頂点に立った龍谷大。これで春秋を通じた連覇の数は24となった。

【女子1部】

優勝:龍谷大

2位:立命館大

3位:関西学院大

4位:同志社大

5位:京都産業大

6位:関西大

7位:神戸学院大

8位:武庫川女子大

 

取材・文/山口奈緒美

写真/三野良介

投稿日:2024/05/07
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