5月17日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(バンコク/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本からは男子シングルスの奈良岡功大と中西貴映/岩永鈴がベスト4入りをかけて戦った。
【結果】
女子ダブルスの中西(右)/岩永は、地元タイペアと対戦。序盤から点の取り合いとなった第1ゲームは、24-22で日本ペアが先制する。第2ゲームも序盤から競り合う展開となったが、先に抜け出したのは中西/岩永。12-14から7連続得点で引き離すと、最後もそのまま振り切って21-15で勝利。ベスト4進出を決めた。
男子シングルスの奈良岡は、台湾の周天成(チョウ・ティエンチェン)と対戦。第1ゲームは中盤10-12とした奈良岡だったが、ここから周天成に連続ポイントを奪われ14-21。第2ゲームも波に乗り切れない奈良岡は、連続失点から5-12とリードを許す。後半に追い上げを見せるも、最孫まで周天成をとらえきれず15-21で敗戦。ベスト8に終わった。
日本選手の準々決勝(5月17日)結果、準決勝(5月18日)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝(5 月17日)
伍家朗(香港)②〔21−13、21−14〕0●李佳豪(台湾)38分
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−12、21−5〕0●メイラバ・ルワン・マイスナム(インド)34分
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−13、16−21、21−18〕1●陸光祖(中国)66分
周天成(台湾)②〔21−14、21−15〕0●奈良岡功大46分
▼準決勝(5月18日)
伍家朗(香港) − クンラビット・ビティサラン(タイ)
リー・ジジャ(マレーシア) – 周天成(台湾)
【女子ダブルス】
▼準々決勝(5 月17日)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔21−6、22−20〕0●李怡婧/羅徐敏(中国)42
ポンナッパ/カストロ(インド)②〔21−15、21−23、21−19〕1●申昇瓚/イ・ユリム(韓国)76
クスマ/プラティウィ(インドネシア)②〔21−16、21−12〕0●張淨惠/楊景惇(台湾)45分
中西貴映/岩永鈴②〔24−22、21−15〕0●ラシカ/ファタイマス(タイ)69分
▼準決勝(5 月18日)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − ポンナッパ/カストロ(インド)
中西貴映/岩永鈴 − クスマ/プラティウィ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼準決勝(5 月18日)
韓悦(中国) − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
スパニダ・カテソン(タイ) − 王祉怡(中国)
【男子ダブルス】
▼準決勝(5 月18日)
シェティ/ランキレッディ(インド) − ルウ・ミンチェ/タン・カイウェイ(台湾)
陳柏陽/劉毅(中国) − 金基正/金サラン(韓国)
【混合ダブルス】
▼準決勝(5 月18日)
デチャポル/サプシリー(タイ) − ルッタナパク/ジェニチャ(タイ)
リバルディ/メンタリ(インドネシア) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
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文/バドミントン・マガジン編集部
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