3月14日に開催されたBWFワールドツアー・全英オープン（バーミンガム・Super1000）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。
【コメント】
3日目（3月14日）
2日目（3月13日）
初日（3月12日）
渡辺勇大（右）／東野有紗
混合ダブルス2回戦：香港の李晉熙／吳芷柔に2-0で勝利
――これまで負けたことがない相手。今日はどんなプランで臨んだか
渡辺 攻撃の展開がすごく強いペアなので、簡単に打たせないこと、打たせるとしてもちょっと（コースを）ずらすとかを考えてました。男性の選手はすごくパワーがあるし、女性の選手は素早くて、ネット前にしっかり置いてくる。ヘアピンを置いてゲームをつくるペアだったので、そこだけ注意しながら、ハーフをうまく使って後ろだけ、前だけに集中させないようにプレーしました。
東野 女性の選手はタッチが早くて、いつもその場面でやられてしまうことが多かった。ファイナルゲームにもつれる展開も多いので、今回は前勝負で、自分が優位に立てる展開づくりを意識してプレーすることができました。
――ベスト8に進出
東野 次の相手は韓国ペア（金ワンホ／鄭ナウン）。全英の会場でできるのがすごく楽しみですし、どんな試合になるかわからないですけど、我慢勝負ができるように、また頑張っていきたいです。
渡辺 勝率はあんまよくないし、ほんと向かっていくだけだと思ってます。失うものは何もないので、諦めずにプレーしたいです。
――試合はどう展開したいか
渡辺 我慢勝負になるのは必然だと思っている。シャトルの飛びにもよるけど、 我慢するとこは我慢して、単調なラリーにならないようにしたい。スピードを上げる場面はしっかり上げて、我慢するところは我慢する。メリハリをつけたラリーで、相手をどうにか崩して優位に展開したいです。
保木卓朗／小林優吾
男子ダブルス2回戦：三橋健也／岡村洋輝に2-0で勝利
――日本人対決を制して準々決勝進出
保木 日本選手との試合は、海外に来てまでやりたくないですけど、その中で自分たちもしっかりと向かっていけました。相手ペアは、レシーブが安定すると、そこから2人でアタックしてくる。相手のレシーブ場面で好きなようにレシーブさせずに、ちょっと強さを変えたりする工夫をできたのがよかったと思います。
小林 最初、飛ぶ側（のエンド）でアウトになっていたので、（強く）打つことをしないでハーフや（ネット前に）落とした方がいいなと思って、それを意識してやれました。いい形で2大会をプレーできているので、しっかり続けていきたいです。
【結果】
ベースボール・マガジン社 販売部
（0120‐911‐410）
構成／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO、Getty Images
