4年に一度、アジアの頂点を決めるアジア大会(中国・杭州)バドミントン競技は、10月1日に団体戦決勝が行なわれ、女子は韓国が地元・中国を破り、金メダルを獲得した。
韓国が地元・中国を3-0で圧倒し、2022年のユーバー杯に続き、国・地域別団体戦を制した。シングルスエースのアン・セヨンが、21-12、21-14と51分で陳雨菲(チェン・ユーフェイ)を退け、流れをつくると、ダブルスエースの李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナも、世界ランク1位の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)を攻守で圧倒した。
続く第2シングルスのキム・ガウンも、単複エースのつくった流れを引き継ぎ、躍動。序盤から世界ランクで格上の何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)を積極的に攻め、第1ゲーム、第2ゲームともに終盤は接戦にもつれたが、最後は何冰嬌の追撃を振り切り、歓喜の瞬間を迎えた。
なお、決勝後にはメダルセレモニーが行なわれ、準決勝で中国に敗れた日本は銅メダルを授与された。
中国とインドの男子決勝は、日本時間18時から行なわれる予定だ。
【女子団体】
▼決勝(10月1日)
韓国 3-0 中国
WS1 アン・セヨン②〔21−12、21−14〕0●陳雨菲51分
WD1 李紹希/ペク・ハナ②〔21−18、21−14〕0●陳清晨/賈一凡82分
WS2 キム・ガウン②〔23−21、21−17〕0●何冰嬌70分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO