【大会情報】陽性反応の3選手が再検査の結果、タイOPへの出場が可能に!

1月12日、BWF(世界バドミントン連盟)とタイバドミントン協会は、現在開催されているBWFワールドツアー、ヨネックス・タイOP(Super1000)で陽性反応が出た4選手のうち、3選手が13日以降の試合に出場できることを発表した。

出場可能となったのは、サイナ・ネワール(インド)、プラノイ・H.S.(インド)、ヨネス・ラルフィ・ヤンセン(ドイツ)の3選手。陽性反応が出た後の再検査で陰性と判定されていたエジプトのアドハム・ハテーム・エルガマルは、12日に受けたPCR検査の結果、陽性であることが判明。これによりエルガマルは棄権扱いとなった。

BWFによると、12日の朝に陽性反応が出た4選手の検体を再検査したところ、サイナ以外の3選手は陰性の判定が出ていた。その後、4選手は再びPCR検査と抗体検査を受けた結果、サイナ、プラノイ、ヤンセンの3選手は現在、新型コロナウイルスには感染しておらず、医師からも大会への出場は可能という判断が下されている。

なお、3選手は2020年後半に新型コロナウイルスに感染しており、過去の感染を示す抗体検査で陽性反応が出ていた。このことから、医師は現在の感染ではないという判定を下している。

また、PCR検査で陽性反応が出ていたエルガマルは、抗体検査では陰性と判定。これにより、エルガマルが現在感染中であるという判断となったため、タイの保健省はBWFにエルガマルの出場を取り止めるように指示。エルガマルは棄権扱いとなり、病院での検査と経過観察により最低10日間は隔離されることになる。

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2021/01/13
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