【日本中学生フェスティバル】山北姉妹が同校対決を制す!<女子ダブルス>

日本中学生バドミントンフェスティバル〜Remember2020(福島県ふたば未来学園中・高校)は7日、最終日を迎え、個人戦各種目の準決勝と決勝が行なわれた。ここでは、女子ダブルスのダイジェストをお伝えする。

※本イベントは、全国大会の代替として企画された『日本中学生バドミントンフェスティバル〜Remember 2020〜(会場・栃木県大田原市)』が開催4日前に急遽中止になったことに伴い、規模縮小と会場変更をしながら実施された交流会。

※主催者インタビューはこちら

【女子ダブルス】

女子ダブルスを制した山北奈緒(右)/山北眞緒(ふたば未来学園)

ふたば未来学園中のペアが対決した女子ダブルス決勝。姉妹でペアを組んだ山北奈緒/山北眞緒(3年/2年)が、3年生ペアの堀小雪/須藤海妃に2-0で勝って優勝した。

第1シードの堀/須藤は、準決勝で清瀬莉子/藤井史穂(青森山田3年)に第1ゲームを奪われながら、持ち前の攻撃力を発揮して逆転勝利。山北奈/山北眞は、同じ3年生と2年生で組む小山未來/広瀬万倫(青森山田)にストレート勝利を収め、決勝に臨んだ。

決勝戦は、練習では負けてばかりだったという山北奈/山北眞が序盤から躍動。姉・奈緒の後衛、妹・眞緒の前衛が冴えて得点を重ね、21-17で先取。第2ゲームもリードを重ねて、20-16でマッチポイントを迎えた。そこから堀/須藤が5連続ポイントで逆転するが、最後まで攻め続けた山北姉妹が23-21で勝ちきった。

準優勝の堀小雪(左)/須藤海妃

▼準決勝(8月7日)

堀小雪/須藤海妃(ふたば未来学園)②〔11−21、21−11、21−10〕1●清瀬璃子/藤井史穂(青森山田)

山北奈緒/山北眞緒(ふたば未来学園)②〔21−11、21−14〕0●小山未來/広瀬万倫(青森山田)

▼決勝(8月7日)

山北奈緒/山北眞緒②〔21−17、23−21〕0●堀小雪/須藤海妃

【優勝コメント】

▼山北奈緒(右・ふたば未来学園中3年)

「姉妹でペアを組むことを決めたのは私ですが、うまく行っていませんでした。でも、最後の大会だから自分の力をしっかり出したいと思ったのと、姉妹で組んでいるので、親に感謝の気持ちを結果で表して終わりたいなと思ってやりました。優勝できてよかったです」

▼山北眞緒(左・ふたば未来学園中2年)

「最初はペアを組みたいと思ったけど、練習するうちに組みたくないなと思ってしまいました。練習で勝ったことがない相手だし、試合に入る前は負けたらどうしようとか考えていたんですけど、チャレンジできて勝ててよかったです」

上位4ペア。表彰式では晴れやかな笑顔が並んだ

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★フェスティバルの熱戦の模様は、8月21日(金)発売の『バドミントン・マガジン』9月号でも紹介します。

文/平田美穂

写真/菅原淳、黒崎雅久

投稿日:2020/08/07

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