【シンガポールOP】日本勢は3種目でV!園田&嘉村が久々の優勝を飾る!<S500>

4月14日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(シンガポール/Super500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

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日本の強さが光った決勝戦。その頂点には、男子シングルスの桃田賢斗、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士、そして女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那が君臨した。

前日の準決勝では、世界ランキング1位のギデオン/スカムルヨ(インドネシア)を破った園田/嘉村(写真左)。久々の優勝に向けてインドネシアのベテラン・セティアワン/アッサンと対峙すると、第1ゲームを制したのは園田/嘉村。前半に連続得点などでリードを広げると、セティアワン/アッサンの追走を振り切って優勝に王手をかける。

しかし、3月の全英OP(Super1000)優勝など、近況好調のインドネシアペアも簡単には勝たせてくれない。第2ゲームは中盤に先行したセティアワン/アッサンがそのまま逃げ切り、最終ゲームに持ち込んだ。どちらに優勝が転がってもおかしくない好勝負。最後に勝利をつかんだのは園田/嘉村だった。均衡したまま試合が進んだ最終ゲームは、16オール。ここで先にセティアワン/アッサンが17点を手にしたが、すぐさま園田/嘉村が畳み掛けて5連続得点。21-17で制した園田/嘉村が、昨年7月のタイOP(Super500)以来の優勝を飾った。

前日は驚異の逆転劇でビクター・アクセルセン(デンマーク)を破った桃田(写真右)。決勝の相手は難敵のアンソニー・ギンティン(インドネシア)となり、試合は予想通りの接戦となる。第1ゲームは桃田が10-21で落としたものの、第2ゲームを21-19で取り返してファイナルゲームへ。序盤はギンティンが先行する展開となったが、これまで何度も最終ゲームで底力を発揮している桃田が奮起。8-12から9連続得点で逆転に成功すると、そのまま突き放して頂点到達。今大会は3試合目となったファイナル勝負を制した桃田が、全英OPに続いて今季2つ目となる上位大会のタイトルを手中におさめた。

今年に入ってコンスタントに上位をキープしている松本(左)/永原は、全英OPに続きS500以上の大会で今季2回目の決勝戦。その相手は、2回戦で髙橋礼華/松友美佐紀、準々決勝で志田千陽/松山奈未を下している韓国の若手・金慧麟(キム・ヘヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)だ。1月のインドネシアマスターズ(Super500)で決勝に進出するなど、実力をつけているペアに対し、松本/永原は第1ゲーム中盤の競り合いを抜け出し21-17で先制。続く第2ゲームは互いに主導権を譲らず、ポイントを取り合うシーソーゲームとなったが、20オールまでもつれた場面で松本/永原が2連取に成功。22-20で勝利した松本/永原が、昨年10月のフランスOP(Super750)以来となる優勝を飾っている。

女子シングルス決勝に登場した奥原希望は、女王・戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と激突。シニアでの過去の対戦成績は4勝4敗。前回は昨年11月の香港OP(Super500)の勝負だったが、このときは戴資穎の途中キケンにより奥原が勝利をつかんでいた。

約4カ月ぶりの対戦は、第1ゲームを戴資穎が13-8とリード。ここから奥原が5連続ポイントで同点に追いついたものの、その後の接戦を戴資穎が21-19でモノにする。逆転をめざして第2ゲームに臨んだ奥原だったが、再び10-16とリードを許す。そこから15-16まで迫ったものの、最後は戴資穎が5連取などで奥原を振り切り優勝。前週のマレーシアOP(Super750)に続き、2大会連続でタイトルを奪取した。奥原は今季初の決勝進出となったが、惜しくも準優勝に終わっている。

そのほか、混合ダブルスを制したのは、WR1位の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)を準決勝で破った、タイのデチャポル/サプシリー(タイ)。決勝戦では、マレーシアペアに圧勝してSuper500以上の上位大会で初制覇を飾った。

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔10−21、21−19、21−13〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)73分

【女子シングルス】

戴資穎(台湾)②〔21−19、21−15〕0●奥原希望41分

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士②〔21−13、19−21、21−17〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)51分

園田啓悟/嘉村健士(手前)が約9カ月ぶりに上位大会制覇をは果たして歓喜のガッツポーズ

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那②〔21−17、22−20〕0●金慧麟/孔熙容(韓国)47分

世界女王の松本麻佑/永原和可那も久々のV達成。今季は出場したすべての国際大会でベスト8以上に入っており、優勝1回、準優勝1回、そしてベスト4が3回の成績を残している

【混合ダブルス】

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−14、21−6〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)33分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO


投稿日:2019/04/14
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