【シンガポールOP】同国対決を制した福島&廣田、園田&嘉村がベスト4進出!<S500>

4月12日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(シンガポール/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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4ペアがベスト8に勝ち残った女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那と福島由紀(写真右)/廣田彩花の2ペアがベスト4入りを決めた。松本/永原が中国の若手ペアを2−0で退けると、福島/廣田は櫻本絢子/髙畑祐紀子との日本人対決を第1ゲーム17本、第2ゲームは23-21の接戦を切り抜けて勝利をつかんだ。志田千陽/松山奈未は、2回戦で髙橋礼華/松友美佐紀を破っている韓国ペアに13本、13本の0−2で敗戦。第1、2ゲームともに相手ペアに先行を許したまま逃げ切られての黒星だった。

女子シングルスは山口茜と奥原希望(写真)が準々決勝に登場。大会4日目の第1試合に組まれた奥原は、インドのサイナ・ネワールと激突。第1ゲーム21-8の大差で奪うと、第2ゲームも中盤以降に連続得点で突き放して21-13で勝利を飾った。難敵・ラチャノック・インタノン(タイ)と対戦した山口も、第1ゲームを21-13で制し、第2ゲームはインタノンの終盤の追い上げを振り切って21-17で勝利。女子ダブルスと同様、2選手が準決勝に勝ち進んだ。

男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士と保木卓朗/小林優吾の日本人ペア同士の対戦となり、先輩の園田/嘉村が2−0で勝利。男子シングルスで唯一勝ち残っている桃田賢斗(写真)は、インドのスリカンス・キダムビとファイナル勝負にもつれ込んだが、最後は9本に封じて準決勝に進出。明日は決勝戦の切符をかけて、ビクター・アクセルセン(デンマーク)と激突する。

また、混合ダブルスで唯一準々決勝に勝ち進んだ金子祐樹/松友美佐紀は、中国の第一人者の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と対戦したが、12本、7本で敗れている。

準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(4月12日)

アンソニー・ギンティン(インドネシア)②〔21−8、21−19〕0●諶龍(中国)42分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔22−24、21−18、24−22〕1●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)80分

周天成(台湾)②〔21−10、15−21、21−15〕1●サミール・バラマ(インド)

桃田賢斗②〔21−18、19−21、21−9〕1●スリカンス・キダムビ(インド)67分

▼準決勝(4月13日)

桃田賢斗 − ビクター・アクセルセン(デンマーク)

アンソニー・ギンティン(インドネシア) − 周天成(台湾)

【女子シングルス】

▼準々決勝(4月12日)

奥原希望②〔21−8、21−13〕0●サイナ・ネワール(インド)36分

山口茜②〔21−13、21−17〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)38分

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−13、17−21、21−14〕1●蔡炎炎(中国)59分

戴資穎(台湾)②〔21−11、17−21、21−16〕1●成池鉉(韓国)

元世界王者のラチャノック・インタノンを2−0で退けた山口。準決勝は全英、マレーシアで連敗を喫している戴資穎と激突

▼準決勝(4月13日)

山口茜 − 戴資穎(台湾)

奥原希望 − プサルラ・V.シンドゥ(インド)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(4月12日)

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔18−21、21−16、21−17〕1●ゴーVS/タンWK(マレーシア)46分

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−15、19−21、21−19〕1●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)64分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−18、21−10〕0●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)26分

園田啓悟/嘉村健士②〔22−20、21−11〕0●保木卓朗/小林優吾35分

トナミ運輸対決となった勝負は、園田啓悟/嘉村健士が第1ゲームの接戦をモノにして2−0で勝利を飾った

▼準決勝(4月13日)

園田啓悟/嘉村健士 − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

セティアワン/アッサン(インドネシア) − 李俊慧/劉雨辰(中国)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(4月12日)

松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−19〕0●李汶妹/鄭雨(中国)39分

劉玄炫/夏玉婷(中国)②〔21−16、21−14〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)41分

金慧麟/孔熙容(韓国)②〔21−13、21−13〕0●志田千陽/松山奈未36分

福島由紀/廣田彩花②〔21−17、23−21〕0●櫻本絢子/髙畑祐紀子57分

▼準決勝(4月13日)

福島由紀/廣田彩花 − 松本麻佑/永原和可那

劉玄炫/夏玉婷(中国) − 金慧麟/孔熙容(韓国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(4月12日)

ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)②〔18−21、21−12、21−16〕1●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)66分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−12、21−7〕0●金子祐樹/松友美佐紀22分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−14、21−16〕0●チョップラ/レッディ(インド)36分

タンKM/ライPJ(マレーシア)②〔22−20、14−21、21−18〕1●カランダスワルディ/ベルナデット(インドネシア)66分

▼準決勝(4月13日)

鄭思維/黄雅瓊(中国) ― デチャポル/サプシリー(タイ)

ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア) − タンKM/ライPJ(マレーシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2019/04/12

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