【香港OP】JAPANの快進撃は止まらず!5種目で決勝に進出!<準決勝>

11月17日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(九龍・Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

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香港OP2018

5種目すべてで準決勝に勝ち進んだ日本代表。男子シングルスは桃田賢斗(写真)、西本拳太の2選手が勝ち上がっており、桃田は2大会連続優勝をねらって孫完虎(ソン・ワンホ/韓国)と対戦した。

第1ゲームを先に21-18でつかんだ桃田。しかし、第2ゲームは孫完虎が奪い返して1−1のイーブンにされると、最終ゲームも接戦に。どちらも大きなリードを許さずに試合が進むも、終盤に16-19と抜け出されたのが桃田。ここから19オールに戻したものの、最後は孫完虎に2連取されて万事休す。90分の長期戦に敗れた桃田は、ベスト4に終わった。

もう一方の山では、西本と香港の若手・李卓耀(リー・チェクイゥ)の勝負。Super500以上の大会で初のベスト4進出を決めて相手だけに、ここは西本がしっかり貫禄を見せる。第1ゲームを先に奪った西本は、第2ゲームを21-12で制し2−0で勝利。今年1月のマレーシアマスターズ以来となる、Super500以上での決勝進出を決めた。

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混合ダブルスでは、渡辺勇大/東野有紗が3月全英OP以来の決勝進出を果たした。世界ランキング34位の台湾ペアと対戦した二人は、第1ゲーム21-11で圧倒すると、第2ゲームもペースを掌握。5連続得点などで一気に突き放して21-10で快勝。今季2度目の決勝戦は、連敗中の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン・中国)と対決する。

香港OP2018

好調のダブルスは、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士が、インドネシアのアルディアント/アルフィアンと対戦。取っては取られのシーソーゲームとなった第1ゲームを、24-22で園田/嘉村が奪取。すると、第2ゲームは14-12から先に抜け出した園田/嘉村が引き離し、2−0のストレート勝利。10月のデンマークOPに続く決勝進出を決めた。女子ダブルスは米元小春/田中志穂が韓国の李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)に屈したが、もう一組の福島由紀/廣田彩花(写真左)はポリイ/ラハユとの1時間30分を超える激戦を制し、決勝の切符を手にしている。

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世界ランク1位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)との対戦となった奥原希望(写真)。第1ゲームを21-13で奪ったあとの第2ゲーム、戴資穎が途中キケンとなり奥原が勝利。前週の中国OPに続き決勝進出を果たした。

準決勝の結果、決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

孫完虎(韓国)②〔18−21、21−16、21−19〕1●桃田賢斗90分

西本拳太②〔21−18、21−12〕0●李卓耀(香港)47分

香港OP2018

▼決勝

西本拳太 − 孫完虎(韓国)

【女子シングルス】

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔10−21、21−11、21−17〕1●成池鉉(韓国)69分

奥原希望◯〔21−12、3−1、キケン〕●戴資穎(台湾)20分

▼決勝

奥原希望 − ラチャノック・インタノン(タイ)

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士②〔24−22、21−15〕0●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)47分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−14、18−21、21−9〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)45分

香港OP2018

▼決勝

園田啓悟/嘉村健士 − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

【女子ダブルス】

李紹希/申昇瓚(韓国)②〔21−16、21−12〕0●米元小春/田中志穂48分

福島由紀/廣田彩花②〔20−22、21−9、21−12〕1●ポリイ/ラハユ(インドネシア)95分

▼決勝

福島由紀/廣田彩花 − 李紹希/申昇瓚(韓国)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−11、21−10〕0●李洋/許雅晴(台湾)36分

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−17、21−13〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)47分

▼決勝

渡辺勇大/東野有紗 − 王懿律/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/11/18

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