【世界ジュニア2024】女子ダブルスの平本梨々菜&玉木亜弥が世界一!玉木は2年連続Vの快挙!<個人戦/最終日結果>

10月13日に開催されたBWF世界ジュニア2024(中国・南昌)個人戦最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの平本梨々菜/玉木亜弥が決勝を戦い、マレーシアペアを下して世界の頂点に立った。

【個人戦】

準決勝/6 日目結果
(10月12日)

準々決勝/5日目結果
(10月11日)

4回戦/4日目結果
(10月10日)

3回戦/3日目結果
(10月9日)

2回戦/2日目結果
(10月8日)

1回戦/初日結果
(10月7日)

世界一まであと1勝とした平本(上写真・左)/玉木。第1ゲーム序盤は、緊張からかどちらのペアもミスが続いてラリーは安定しなかったが、中盤以降は白熱した勝負を展開。相手のスマッシュを左右に振ってチャンスをねらう平本/玉木に対して、マレーシアペアはサービスまわりから得意の攻撃につなげ、日本ペアにプレッシャーをかける。どちらも主導権を握れずにスコアは動いたが、後半に抜け出したのは平本/玉木。後衛にまわった玉木がスマッシュとドロップの緩急をうまく使い、相手のリズムを崩して得点。平本の積極的なネット前の攻撃も決まり、21-17で先制する。

第2ゲームは、日本ペアが序盤のミスなどで1-6とリードを許したが、再び守備から自分たちの攻撃の展開をつくり5連続得点。流れを引き戻して8-7とした。しかし、簡単には負けられないマレーシアペアも、ドライブ戦から前に押し込んで応戦。中盤はスピードを上げるマレーシアに対し、平本/玉木(上写真・左)が左右に揺さぶられる展開も増えたが、しっかり押し返して主導権を渡さない。

試合が動いたのは15オール。マレーシアペアの攻撃をねばり強く返し、ネット前に逃げてきた球を玉木がプッシュ。次のラリーでは平本が相手のスマッシュを鋭く返球して2連続ポイントをつかむ。すると、流れは一気に日本ペアへ。相手のイージーミスやレシーブミスが続き、20−17で平本/玉木がチャンピオンシップポイント。最後は、玉木のスマッシュから前衛の平本が鋭い強打を打ち込み勝負あり。日本勢としては昨年の田口真彩(現・ACT SAIKYO)/玉木に続き、2年連続で女子ダブルスを制覇。混合ダブルスでも銅メダルを獲得している玉木は、女子ダブルスの金メダルとともに2つのメダルを獲得している。

見事ジュニア世界一の称号を手にした平本(左)/玉木。堅守速攻のスタイルで強敵を退けた

10月13日に行なわれた決勝戦の結果は以下の通り。

【女子ダブルス】

▼決勝

平本梨々菜/玉木亜弥②〔21−17、21−17〕0●ロージーユ/ダニア・ソフェア(マレーシア)43分

【団体戦】

5日目/準決勝結果
(10月4日)

4日目/準々決勝結果
(10月3日)

3日目/予選リーグ結果
(10月2日)

2日目/予選リーグ結果
(10月1日)

初日/予選リーグ結果
(9月30日)

【選手】

▼男子

稲川蓮二郎、三浦大地(埼玉栄高③)

中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高③)

山田琉碧(福井工大附福井高③)

澤田修志、髙野日向(埼玉栄高②)

川野寿真(ふたば未来学園高②)

西尾寿輝(東大阪大柏原高②)

山城政人(ふたば未来学園高①)

▼女子

平本梨々菜、横内美音(青森山田高③)

相磯美心、松田仁衣菜(福井工大附福井高③)

上野凛(埼玉栄高③)

玉木亜弥(四天王寺高③)

白川菜結(柳井商工高②)

神尾朱理(四天王寺高②)

畠山想来(ふたば未来学園高①)

阿波芽衣咲(柳井中③)

【監督】

明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)

【コーチ】

大屋貴司、友金幸雄、井田貴子、本多裕樹、竹光唯至、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)

【トレーナー】

泉堅吉(バイプレーヤーズ)

【映像分析】

飯塚太郎(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2024/10/13
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