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【アジア選手権2024】「本来の前後の形が逆になったことに、相手は動揺したと思う」(保木卓朗)<3日目/選手コメント-11>

4月11日にアジア選手権(中国・寧波)3日目が開催され、各種目の2回戦が行なわれた。ここでは、試合を戦った日本選手のコメントを紹介する。

【選手コメント】

3日目/4月11日

西本拳太

三橋健也&岡村洋輝

志田千陽&松山奈未

大堀彩 / 奈良岡功大

山口茜

渡辺勇大&東野有紗

金子祐樹&松友美佐紀

櫻本絢子&宮浦玲奈

保木卓朗(右)/小林優吾

男子ダブルス2回戦:ジン・ヨン/ナ・スンソン(韓国)に2-0で勝利

――昨年のデンマークOPで敗れた相手と対戦

保木 負けた試合は、左利きのジン・ヨン選手に、先に前を取られて、自分たちの形をうまくつくれませんでした。今日は、自分が先に前を制する気持ちで入ったのがよかったと思います。

小林 1ゲーム目を簡単に取れると、2ゲーム目は気持ち的にも難しくなってしまう。結局、そうなりましたが、最後は勝ちきれてよかったです。

――1ゲーム目は5点に抑えた

保木 こっちが良すぎたと思います。サービスまわりから3球目で攻める形がすごくうまくできたので、相手がついてこれなかった。2ゲーム目からは、相手も(サービスレシーブで)前を使わず後ろを使うようになって、3球目では終わらなくなったことが、競った要因だと思います。

――2ゲーム目は苦戦した

保木 1ゲーム目が何もできなかっただけで、2ゲーム目くらいの力を本来は持っているペア。相手が力をしっかりと出してきた時でも、最後に勝ちきれたのはよかったと思います。

小林 (2ゲーム目は)相手もうまく力を抜いているのがわかりました。何回も何回もレシーブされて、自分たちがそこでミスをしてしまい、ああいう展開をつくってしまいました。

――ストレートで勝利できたことは、体力的によかった

小林 昨日は試合開始の時間が遅かったし、簡単に勝てたので、(環境などの)感覚をつかむ前に終わってしまった。今日は、長いゲームもあって感覚をつかむことができたので、よかったと思います。

――ファイナルゲームで勝負する選択もあった?

保木 いや、ファイナルまでいったら、どっちが勝つかわからなくなってしまうので、できるだけやりたくない。(2ゲーム目の)中盤から終盤にかけて、すごくリードされる展開ではありましたけど、そこでしっかり我慢できたことがよかったです。終盤は、自分が前でのフィーリングが合わなくなってきた。そこで小林が前に入って球を止めてくれたので、相手は、本来の前後と逆の形になったことに動揺したのかなと思います。

【選手コメント】

2日目/4月10日

仁平菜月

渡邉航貴 /  金子祐樹/松友美佐紀

山下恭平&篠谷菜留 / 奈良岡功大

山口茜 / 渡辺勇大&東野有紗

保木卓朗&小林優吾 / 三橋健也&岡村洋輝

西本拳太 / 古賀輝&齋藤太一

大堀彩 / 緑川大輝&齋藤夏

志田千陽&松山奈未 / 奥原希望

初日/4月9日
保木卓朗&小林優吾 / 奥原希望

取材・写真
平野貴也

構成
バドミントン・マガジン編集部

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