4月11日にアジア選手権（中国・寧波）3日目が開催され、各種目の2回戦が行なわれた。ここでは、試合を戦った日本選手のコメントを紹介する。
【選手コメント】
3日目／4月11日
志田千陽（左）／松山奈未
女子ダブルス2回戦：カストロ／ポンナッパ（インド）に2-0で勝利
——試合を振り返って
松山 初めて対戦する相手には、出だしでやられている印象だったので、1ゲーム目の間に修正ができてよかったです。
志田 アグレッシブなプレーをする相手と聞いて警戒していて、最初は相手に合わせ過ぎたかなと思いました。
——1ゲームの出だしで勢いに乗れなかった
松山 点を取りたい気持ちで急いでしまい、攻めている時、イージーミスになっていたと思います。早く点数がほしい気持ちがあったことが問題だったかなと思います。
——どうやって流れを変えた？
松山 こちらがスマッシュを打ち過ぎて、相手がタイミングを合わせていたので、クリアーとドロップを使って前後に揺さぶるように心がけました。
志田 松山に、自分のスマッシュのタイミングを合わせられていると教えてもらったので、そこは、松山に決めてもらえるまで（強打を打つばかりでなく）しっかり沈めたり、カットや柔らかい（落とす）球を入れてみたりしました。
——福島由紀／廣田彩花ペアが昨日負けて、志田／松山ペア、松本麻佑／永原和可那ペアの五輪出場が決定した。両ペアへの思いは？
松山 フクヒロペアとは、代表合宿でずっと一緒にやってもらっていた。あのペアのミスのなさなど、学ぶことが多かった。あの2人がいて、代表合宿の質が上がる。私たちにとって、ありがたい存在でした。
志田 私たちがA代表に入った時に、面倒を見てくれたペア。フクヒロペアも、ナガマツペアも自分たちにとっては追いかける存在だった。ナガマツペアとは、本当に、ここからは一緒に日本代表として、メダルを取れるように、切磋琢磨できたらいいと思います。
——明日は中国ペア（鄭雨／張殊賢）と対戦
志田 インドオープンで、すごく悔しい負け方をした。2人でリベンジする気持ちでコートに立ちたいと思います。
松山 ドローが決まった時から、対戦できることが楽しみでした。明日は、楽しみながら、インドで負けた時の反省を生かして頑張りたいです。
【選手コメント】
2日目／4月10日
取材・写真
平野貴也
構成
バドミントン・マガジン編集部
ベースボール・マガジン社 販売部
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