【世界選手権2023】「相手はスマッシュが得意なので、攻めさせないようにと思って戦った」(奈良岡)<5日目/選手コメント-7>

8月25日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)5日目は、各種目の準々決勝が行なわれた。ここでは、ベスト4進出に向けて熱戦を繰り広げた日本代表選手の試合後のコメントを紹介する。

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奈良岡功大

男子シングルス:準々決勝は石宇奇(中国)に2-0で勝利!ベスト4が確定!

――メダル獲得が確定

素直にうれしいですね。でも明日(26日)がある。決勝にいけるように頑張りたいと思います。

――アクシデント(第2ゲームで相手のプッシュが目に当たった)があった

レシーブの時にちょっと見えないなと思いました。でも、後半は見えてきたので、大丈夫だと思います。

――第2ゲームは難しい試合。リードしていた場面から20-19の1点差まで迫られた

相手はスマッシュが得意だったので、攻めさせないようにと思って戦いました。ファイナルゲームにいったらやばいと思いましたけど、相手がミスしてくれました。

――第2ゲームは特に相手のドロップに対し、絶対に一本で決めさせない覚悟を感じた

大体、タイミングと速さはわかっていたので。1回でも多く返して、プレッシャーをかけようと思っていました。こっちは拾うだけなので、拾って頑張ってミスさせようと思っていました。打ってきても、つないできても大丈夫でしたけど、相手が打ちたそうだったので、打たせないようにしました。相手が打ちたくなさそうだったら上げて打たせてもよかったと思います。

――準決勝はアンダース・アントンセン選手との対戦。地元の1万人のファンの前でプレーすることになる

アントンセン選手はラリーがすごい得意な印象です。技術があり、身長も高くてスマッシュもえぐい。(相手の)ホームなので、雰囲気にのまれないように自分らしいプレーをしたいと思います。

取材・構成/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/08/26

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