【世界ランキング】今季絶好調のアン・セヨンが念願の1位に浮上!アクセルセンは首位を譲らず!<シングルス>

8月1日、BWF(世界バドミントン連盟)が更新する世界ランキングが発表された。前週のダイハツジャパンOP(Super750)の結果が反映され、上位陣にも順位の変動があった。ここでは男子シングルスと女子シングルスの順位を紹介する。

【男子シングルス】

ジャパンOP優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が首位を独走。優勝ポイントを加え、11万ポイント目前だ。準優勝のジョナタン・クリスティ(インドネシア)は、4ランクアップの5位。インドネシアはアンソニー・S・ギンティンが2位を守っており、ベスト5に2人がランクインとなった。

ジャパンOPベスト4の奈良岡功大は、4位をキープ。3位のクンラビット・ビティサラン(タイ)との差を詰めている。中国勢は石宇奇(シー・ユーチー)が3ランクダウンの8位となり、6位を守った李詩灃(リ・シフェン)が1番手に浮上。パリ五輪に向けて、同国の選手によるせめぎ合いからも目が離せない。

日本勢は、西本拳太が3ランクダウンの14位、常山幹太が1ランクダウンの18位と、今週はともに後退。ジャパンOPベスト8の渡邉航貴が4ランクアップの29位となり、常山との差も詰めてきている。ジャパンOP1回戦で渡邉に敗れた桃田は、1ランクダウンの41位。大林拓真(46位)、田中湧士(58位)とB代表が続く。

【女子シングルス】

ジャパンOP優勝のアン・セヨン(韓国/上写真)が、ついに山口茜を抜いて1位に。二人の差は1997ポイント。10万ポイント超えでハイレベルな争いが続いている。3位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、4位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と、上位二人の差が開いてきた。

その一方で、ジャパンOP準優勝の何冰嬌(へ・ビンジャオ/中国/5位)が、戴資穎との差を詰めてきている。中国勢は、9位に韓悦(ハン・ユェ)、10位に王祉怡(ワン・ジーイ)もいて、ベスト10に4人がランクインしている。

日本勢2番手の大堀彩は、2ランクアップの24位。カナダOPに出られないというアクシデントはあったが、少しずつポイントを重ね、五輪出場枠に近づいてほしい。B代表の仁平菜月(29位)、川上紗恵奈(31位)を挟み、奥原希望は35位のまま。ジャパンOPは初戦敗退だったが手応えは口にしており、これからの巻き返しに期待したい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/08/02
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