【カナダオープン2023】古賀&齋藤は日本ペア対決を制して準決勝へ!女子ダブルスは3ペアがベスト4入り!<準々決勝結果>

7月7日に開催されたBWFワールドツアー・カナダOP(カルガリー・Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

2回戦/3日目
(7月6日)

1回戦/2日目
(7月5日)

1回戦/初日
(7月4日)

男子シングルスは奈良岡功大、西本拳太(上写真)、渡邉航貴の3選手が準々決勝に挑み、西本と奈良岡が準決勝進出を決めた。奈良岡は世界ランク65位の中国選手とファイナルゲームの接戦になったが、最後は14本で締めて77分の勝負を制した。西本はデンマーク選手に2-1で勝利。ファイナルゲームは15-14から6連続得点で一気に引き離し、白星をつかんだ。渡邉は今年の全英オープン覇者の李詩灃(リ・シフェン・中国)から第1ゲームを奪ったものの、第2ゲームを21-23で落とすと、続く最終ゲームは相手にペースを握られ敗戦。準決勝の切符を逃した。

男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾と古賀輝(上写真・右)/齋藤太一の日本ペア対決を、古賀/齋藤が勝利。第1ゲームは20オールから連続ポイントをつかんだ古賀/齋藤が先制すると、第2ゲームの接戦も古賀/齋藤が17-18から4連続得点で逆転。準決勝進出を決めた。竹内義憲/松居圭一郎は、デンマークのトップペア、アストルップ/ラスムセンに0-2で敗れている。

4ペアが登場した混合ダブルスは、緑川大輝(上写真・手前)/齋藤夏と山下恭平/篠谷菜留が準決勝へと勝ち進んだ。緑川/齋藤は台湾ペアに12本、13本で快勝。山下/篠谷は世界ランク40位の中国ペアを2-0で制し、準々決勝を突破している。一方、第1シードの渡辺勇大/東野有紗は、台湾ペアに接戦の末に0-2で敗戦。金子祐樹/松友美佐紀もデンマークペアとの1時間を超える熱戦に敗れ、準々決勝敗退となった。

女子ダブルスは福島由紀(上写真・左)/廣田彩花、志田千陽/松山奈未、そして松本麻佑/永原和可那の3ペアが準決勝へと勝ち進んだ。福島/廣田は櫻本絢子/宮浦玲奈との日本ペア対決に勝利。第1シードの志田/松山は、タイの姉妹ペアをファイナル勝負の末に下してベスト4入りを決めた。松本/永原は、中国の世界ランク40位のペアを18本、20本に抑えて準決勝進出を果たしている。女子シングルスで唯一勝ち残っている第1シードの山口茜は、ベトナム選手を14本、13本で退けて順当にベスト4入りを決めた。

7日の結果、8日の準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(7月7日)

李詩灃(中国)②〔15−21、23−21、21−12〕1●渡邉航貴76分

奈良岡功大②〔21−18、18−21、21−14〕1●雷蘭晞(中国)77分

西本拳太②〔21−15、7−21、21−14〕1●マグヌス・ヨハンネンセン(デンマーク)58分

ラクシャ・セン(インド)②〔21−8、17−21、21−10〕1●ユリエン・カラーギ(ベルギー)57分

▼準決勝(7月8日)

奈良岡功大 − 李詩灃(中国)

西本拳太 – ラクシャ・セン(インド)

【女子シングルス】

▼準々決勝(7月7日)

山口茜②〔21−14、21−13〕0●グエン・トゥイリン(ベトナム)34分

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−13、21−7〕0●高昉潔(中国)44分

ベイウェン・ツァン(アメリカ)②〔21−12、24−22〕0●宋碩芸(台湾)42分

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−13、21−10〕0●許玟琪(台湾)36分

▼準決勝(7月8日)

山口茜 – プサルラ・V.シンドゥ(インド)

ラチャノック・インタノン(タイ) − ベイウェン・ツァン(アメリカ)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(7月7日)

古賀輝/齋藤太一②〔22−20、21−18〕0●保木卓朗/小林優吾45分

ソガード/ケアー(デンマーク)②〔21−14、21−10〕0●邱相榤/楊明哲(台湾)34分

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−13、21−10〕0●竹内義憲/松居圭一郎27分

王齊麟/李洋(台湾)②〔21−17、21−13〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)30分

▼準決勝(7月8日)

古賀輝/齋藤太一 – ソガード/ケアー(デンマーク)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − 王齊麟/李洋(台湾)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(7月7日)

志田千陽/松山奈未②〔21−12、17−21、21−15〕1●ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)57分

福島由紀/廣田彩花②〔21−16、12−21、21−15〕1●櫻本絢子/宮浦玲奈64分

松本麻佑/永原和可那②〔21−18、22−20〕0●劉聖書/譚寧(中国)48分

ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔21−14、21−19〕0●李怡婧/羅徐敏(中国)41分

▼準決勝(7月8日)

福島由紀/廣田彩花 – 志田千陽/松山奈未

松本麻佑/永原和可那 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(7月7日)

李哲輝/許雅晴(台湾)②〔21−18、26−24〕0●渡辺勇大/東野有紗37分

トゥリー/メグランド(デンマーク)②〔21−18、17−21、21−19〕1●金子祐樹/松友美佐紀62分

緑川大輝/齋藤夏②〔21−12、21−13〕0●李芳任/許尹鏸(台湾)29分

山下恭平/篠谷菜留②〔21−12、21−19〕0●程星/陳芳卉(中国)37分

▼準決勝(7月8日)

緑川大輝/齋藤夏 – 山下恭平/篠谷菜留

李哲輝/許雅晴(台湾) − トゥリー/メグランド(デンマーク)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/07/08
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