【世界ランキング】混合ダブルスは鄭思維&黄雅瓊が11万ポイント超えで首位独走!<ダブルス>

6月6日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週のタイOP(Super500)のポイントが加算され、各種目の上位陣にも変動があった。ここでは、ダブルス3種目のランキングを紹介する。

【混合ダブルス】

ランキングはこちら

鄭思維(ツェン・シーウェイ/上写真・右)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)が、5種目で唯一の11万ポイント超えで1位を独走。2位に8万ポイント台のデチャポル/サプシリー(タイ)、3位の渡辺勇大/東野有紗は7万ポイント台で追いかける。

渡辺/東野と同じ7万ポイント台で、4位に徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)。韓国は金ワンホ/鄭ナウンが、3ランクアップの6位と一気に順位を上げており、10位以内に、中国3ペア、韓国2ペアという勢力図になっている。

日本勢2番手は山下恭平/篠谷菜留(15位)。3番手の金子祐樹/松友美佐紀が2ランクアップの19位、緑川大輝/齋藤夏が2ランクアップの23位と、タイOPベスト8の2ペアが順位を上げている。

【男子ダブルス】

ランキングはこちら

インドネシアのトップダブルスとして活躍するアルディアント/アルフィアン(インドネシア)が、1位を独走。5月のスディルマン杯(中国・蘇州)では、地元優勝に貢献している劉雨辰(リュウ・ユチェン/上写真・手前)/欧烜屹(オウ・シュァンイ/中国)が2位につける。3位には、タイOP(S500)優勝で3ランクアップとなった王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)が、わずか217ポイント差で迫っている。

日本勢トップを走る保木卓朗/小林優吾は、1ランクダウンの6位。ここから順位を落とさないように、着実にポイントを重ねていきたい。2番手の古賀輝/齋藤太一は24位と変わらず。3番手以降、武井優太/遠藤彩斗(27位)、竹内義憲/松居圭一郎(37位)、西田陽耶/目崎駿太郎(48位)は、それぞれ1ランクダウンとなってしまった。

【女子ダブルス】

ランキングはこちら

陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)の1位は変わらず。李紹希/ペク・ハナ(韓国)は2位を守ったが、タイOP優勝で4ランクアップの金昭英(キム・ソヨン/上写真・右)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)が3位に浮上。4位は鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン/中国)で、1〜4位は中国、韓国、韓国、中国の並びとなっている。韓国は鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)が7位にいて、10位以内に3ペアという熾烈な戦いが続いている。

日本勢トップの志田千陽/松山奈未は、1ランクダウンの6位に後退。福島由紀/廣田彩花も1ランクダウンして9位。10位の松本麻佑/永原和可那も含めた3ペアのポイント差が、かなり詰まってきた。櫻本絢子/宮浦玲奈(16位)、加藤佑奈/廣上瑠依(18位)に続き、タイOPベスト8の中西貴映/岩永鈴が3ランクアップの20位に浮上。こちらの3ペアのポイント差も小さく、このまま競い合いながら上をめざしたいところだ。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/06/08
■関連キーワード

                  

人気記事ランキング

閉じる