【世界ランキング】奈良岡功大が日本勢トップに浮上!山口茜の首位は変わらず!<シングルス>

12月20日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。現在の世界ランキングシステムは、来年から新型コロナ感染拡大前の通常時のシステムに戻るため、ポイントの整理が行なわれている。今週は昨年のデンマークOP、フランスOP(ともにSuper750)などのポイントが消滅。これにより、日本勢を含めて順位の変動があった。ここでは、男子シングルス、女子シングルスについて紹介しよう。

【男子シングルス】

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ビクター・アクセルセン(デンマーク)が11万ポイント超えで1位を堅持。2位のリー・ジジャ(マレーシア)、3位のロー・ケンイゥ(シンガポール)も順位は変わらず、8万ポイント台で追う。

日本勢トップが、ついに入れ替わった。ワールドツアーファイナルズでベスト4に入るなど、大きく飛躍している奈良岡功大が、3ランクアップの10位。自己最高位で日本人トップに立った。世界ランク1位でもあった桃田賢斗は大きくポイントを減らし、4ランクダウンの13位に後退している。

日本勢は3番手も入れ替わり、西本拳太が2ランクアップの18位、常山幹太が4ランクダウンの21位となった。続くA代表の渡邉航貴は3ランクアップの42位。B代表の秦野陸(77位)、古賀穂(86位)、田中湧士(99位)は、来年からの飛躍に期待したい。

【女子シングルス】

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ワールドツアーファイナルズ優勝の山口茜が1位をキープ。山口と、2位のアン・セヨン(韓国)が10万ポイント超え。9万ポイント台の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)の4強がしのぎを削る展開が続く。

日本勢2番手の奥原希望は、2ランクアップの13位。好調を維持する川上紗恵奈は2ランクアップの26位。5ランクダウンの大堀彩(34位)、2ランクアップの仁平菜月(37位)、4ランクダウンの郡司莉子(44位)は、ここが踏ん張りどころ。2ランクダウンの髙橋明日香(55位)、5ランクダウンの水井ひらり(74位)は、まずは年末の全日本総合で結果を残して、代表の座を守りたい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/12/21
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