【日本ランキング】世界トップランカーたちが日本ランキングでも1位をキープ!<ダブルス>

日本バドミントン協会は、12月4日付で日本ランキングが更新している。12月25日に開幕する全日本総合バドミントン選手権(12月25日〜30日/東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ)への展望を含め、男女シングルスの順位をあらためて振り返ってみよう。

【男子ダブルス】

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世界ランク1位の保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸/上写真・手前)が1位を独走している。今季はあまり調子が上がらず、ワールドツアーファイナルズでは予選リーグで敗退した。年末の全日本総合では完全に向かって来られる立場だが、しっかり勝って復調のきっかけとしたい。

約4800ポイント差をつけられての2位は、A代表の竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信エンジニアリング)。B代表の井上拓斗/三橋健也(BIPROGY/3位)を挟み、A代表の古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)とB代表の大学生ペア武井優太/遠藤彩斗(明治大)が、同ポイントの4位で追う。

6位以降は、前回の総合チャンピオンである高野将斗/玉手勝輝(日立情報通信エンジニアリング/6位)、小野寺雅之/岡村洋輝(BIPROGY/7位)、緒方友哉/柴田一樹(NTT東日本/8位)と、パリ五輪をめざす若手などがしのぎを削る。

【女子ダブルス】

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1位は世界ランクでも日本選手最上位に位置する志田千陽(上写真・左)/松山奈未(再春館製薬所)。前回2位から再び1位の座に返り咲いた。A代表の松本麻佑/永原和可那(北都銀行)、福島由紀/廣田彩花(丸杉)、中西貴映/岩永鈴(BIPROGY)が続く(3ペアは2位扱い)。

3位は全日本社会人で花開いた同学年ペア、櫻本絢子/宮浦玲奈(ヨネックス)。全日本総合では持ち前のスピードと経験を生かし、A代表ペアにどこまで迫れるだろうか。B代表として国際大会に挑み、世界ランクを32位まで上げてきた加藤佑奈/廣上瑠依(再春館製薬所)は、日本ランク6位。こちらもA代表との直接対決が、実力を測る手がかりになるだろう。

【混合ダブルス】

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日本の第一人者である渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗(BIPROGY)が、日本ランク1位を独走。同じA代表の山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)に約4000ポイント差をつけている。3位はB代表の緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)。4位以降は、西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本)、仁平澄也/朝倉みなみ(NTT東日本)、山田尚輝/池内萌絵(NTT東日本/七十七銀行)と、B代表がキレイに並ぶ。

なお、日本ランキングには入っていないものの、世界ランクでは日本勢3番手の17位につける金子祐樹/松友美佐紀(BIPROGY)は、全日本総合は予選からの参戦となる(日本協会の推薦枠で出場)。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO、桜井ひとし

投稿日:2022/12/20

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