【世界ランキング】鄭思維&黄雅瓊が首位に返り咲き!渡辺&東野は2位に後退<ダブルス>

11月15日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。2021年全英OP(Super1000)やスイスOP(S300)などのポイントの精算が行なわれ、日本勢にも順位変動があった。ここではダブルス3種目のランキングについて紹介しよう。

【男子ダブルス】

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保木卓朗/小林優吾が唯一の10万ポイント超えで1位をキープ。2位のギデオン/スカムルヨ(インドネシア)とは9000ポイント以上の差をつけている。3位はアルディアント/アルフィアン(インドネシア)、4位はA・チア/ソー・W・Y(マレーシア/上写真・右)、5位はセティアワン/アッサン(インドネシア)とアジア勢が並ぶ。インドネシアは5位以内に3ペアと強さを誇っている。

日本勢2番手は、19位の古賀輝/齋藤太一で変わらず。3番手の竹内義憲/松居圭一郎が1ランクアップの29位となった。続くのがB代表勢で、小野寺雅之/岡村洋輝が3ランクアップの38位、インカレ王者でもある武井優太/遠藤彩斗は6ランクアップの59位。国際大会をこなしながら順位を上げている。さらに、西田陽耶/目崎駿太郎が8ランクアップの78位、高野将斗/玉手勝輝が9ランクアップの88位と、勢いよく順位を上げている。

【女子ダブルス】

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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が唯一の10万ポイント超えで1位をキープ。志田千陽/松山奈未も2位を守った。3、4、5位は、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)、李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)、鄭(チョン)・ナウン(上写真・左)/金ヘジョンと、韓国の3ペアが並び、女子ダブルスで王国を築いている。

日本勢2番手の松本麻佑/永原和可那は、2021年の全英OP(S1000)優勝のポイントが消失したため、8万から7万ポイント台となり、2ランクダウンの7位。福島由紀/廣田彩花は7万から6万ポイント台となり、3ランクダウンの11位に後退した。志田/松山とのポイント差が開いている。

4番手の中西貴映/岩永鈴は16位をキープ。加藤佑奈/廣上瑠依が1ランクアップの35位、保原彩夏/鈴木陽向が2ランクアップの68位と、海外遠征をこなす若手が少しずつ順位を上げている。

【混合ダブルス】

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先週1位に立った渡辺勇大/東野有紗が2位に後退。中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/上写真・左)が1位に立った。その差はわずか1503ポイントだ。混合ダブルスは、3位のデチャポル/サプシリー(タイ)までが10万ポイント超えとなっている。

日本勢2番手の金子祐樹/松友美佐紀は1ランクダウンの16位。山下恭平/篠谷菜留(18位)を挟み、B代表ペアが続く。緑川大輝/齋藤夏が4ランクアップ(29位)、西川裕次郎/尾﨑沙織が1ランクアップ(48位)、仁平澄也/朝倉みなみが10ランクアップ(63位)と着実に順位を上げている。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/11/18
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