【フランスオープン2022】松本&永原、福島&廣田が強敵を退けベスト4進出!<準々決勝結果>

10月28日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)4日目は各種目準々決勝が行なわれ、日本代表選手らが海外の強敵たちと戦った。

初日結果 

2日目結果

3日目結果

男子シングルスで準々決勝に勝ち進んだ奈良岡功大(上写真)は、インドネシアのジョナタン・クリスティと対戦。世界ランク上位の強敵に対して、奈良岡は第1ゲームを14本で失ったが、第2ゲームは21-14で奪い返す。最終ゲームは序盤こそ4-7とリードを許した奈良岡だが、3連続ポイントで追いつくと後半も連続得点を重ねて14-9。ジョナタンがここから追走し17-13となったが、右足に痛みを感じたジョナタンが途中キケン。奈良岡が準決勝に進出した。

女子シングルスは、世界女王の山口茜(上写真)がラリンラット・チャイワン(タイ)との勝負に挑んだ。2回戦で奥原希望を下している相手に対し、山口は第1ゲーム7本で制すと、続く第2ゲームも21-6で快勝。2-0のストレートで勝利し、ベスト4入りを決めた。

女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那、福島由紀/廣田彩花がそれぞれ韓国ペアと激突。松本/永原は金ヘジョン/鄭ナウンに対して21-15、23-21で勝利。福島/廣田は金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)との勝負をファイナルゲーム19本で制し、準決勝にコマを進めている。志田千陽/松山奈未は、マレーシアのタン/ティナーにファイナル勝負の末に敗戦。ベスト8に留まった。

松本/永原(左)は韓国の若手ペアを下して準決勝へ進出

そのほか、混合ダブルスの金子祐樹/松友美佐紀は、中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)に0-2のストレート負け。保木卓朗/小林優吾はインドの長身ペアに、第1ゲーム21-23、第2ゲーム18-21で敗れて準々決勝を突破できなかった。

29日の結果、30日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(10月28日)

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−11、21−17〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)45分

李卓耀(香港)②〔21−14、11−21、21−18〕1●陸光祖(中国)65分

奈良岡功大②〔14−21、21−14、17−13、途中キケン〕1●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)78分

ラスムス・ゲンケ(デンマーク)②〔14−21、21−18、21−11〕1●クンラビット・ビティサラン(タイ)73分

▼準決勝(10月29日)

奈良岡功大 – ビクター・アクセルセン

李卓耀 – ラスムス・ゲンケ

【女子シングルス】

▼準々決勝(10月28日)

山口茜②〔21−7、21−6〕0●ラリンラット・チャイワン(タイ)27分

戴資穎(台湾)②〔21−18、21−10〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)38分

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−14、21−15〕0●韓悦(中国)46分

何冰嬌(中国)②〔20−22、21−14、21−12〕1●ブサナン・ンバルンパン(タイ)71分

▼準決勝(10月29日)

山口茜 – キャロリーナ・マリーン

戴資穎 − 何冰嬌

【男子ダブルス】

▼準々決勝(10月28日)

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔23−21、21−18〕0●保木卓朗/小林優吾49分

レーン/ベンディ(イングランド)②〔25−23、21−10〕0●王昶/梁偉鏗(中国)43分

盧敬堯/楊博涵(台湾)②〔21−16、18−21、21−16〕1●マウラナ/フィクリ(インドネシア)83分

催率圭/金ワンホ(韓国)②〔21−18、21−18〕0●テオEY/オンYS(マレーシア)43分

▼準決勝(10月29日)

レーン/ベンディ – 盧敬堯/楊博涵

シェティ/ランキレッディ − 催率圭/金ワンホ

【女子ダブルス】

▼準々決勝(10月28日)

タン/ティナー(マレーシア)②〔15−21、21−14、21−14〕1●志田千陽/松山奈未74分

福島由紀/廣田彩花②〔12−21、23−21、21−19〕1●金昭英/孔熙容(韓国)93分

李紹希/ベク・ハナ(韓国)②〔21−16、23−21〕0●陳清晨/賈一凡(中国)66分

松本麻佑/永原和可那②〔21−15、23−21〕0●鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)56分

90分超えの激戦を制した福島/廣田(手前)。準決勝は松本/永原との日本人対決に

▼準決勝(10月29日)

李紹希/ベク・ハナ – タン/ティナー

松本麻佑/永原和可那 – 福島由紀/廣田彩花

【混合ダブルス】

▼準々決勝(10月28日)

クシャリアント/クスマワティ(インドネシア)②〔14−21、21−15、21−17〕1●ジケル/デリュー(フランス)70分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−10、21−8〕0●金子祐樹/松友美佐紀28分

タベリング/ピキ(オランダ)②〔21−9、13−21、21−8〕1●徐承宰/蔡侑玎(韓国)46分

ラムスフス/ロハウ(ドイツ)②〔15−21、21−16、21−18〕1●馮彦哲/黄東萍(中国)68分

▼準決勝(10月29日)

鄭思維/黄雅瓊 – ラムスフス/ロハウ

クシャリアント/クスマワティ – タベリング/ピキ

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/10/29

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