【シンガポールオープン2022】男女シングルス勢が活躍!奈良岡、大堀、川上が難敵を退けてベスト4に進出!<準々決勝結果>

7月15日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

7月12日
初日結果

7月13日
2日目結果

7月14日
3日目結果

大堀彩(上写真)、川上紗恵奈の2選手が準々決勝に勝ち進んだ女子シングルス。大堀彩はインドのサイナ・ネワールとの勝負に挑むと、第1ゲームは7連続得点でリードした大堀彩が先制。第2ゲームは相手のペースに持ち込まれ15-21で失ったが、ファイナルゲームは9-14の場面から大堀がじわじわと追い上げ20オールに。さらに2連取を奪った大堀が強敵を退け、ベスト4入りを決めた。

川上(上写真)は、世界ランク10位のポンパウィ・チョチュウォン(タイ)に対して、第1ゲーム21-17で先取。第2ゲームは11-17と最大6点差をつけられた場面から、連続得点などで19-19。スピードを落とさずに戦った川上が、最後も2連続ポイントを加えて21-19で勝利。大堀とともに、準決勝へと勝ち進んだ。

男子シングルス2回戦では、世界上位のジョナタン・クリスティ(インドネシア)を2-1で撃破した奈良岡功大。この日は5月のトマス杯でインドの初優勝に貢献したプラノイ・H.S.と対戦すると、再び奈良岡が金星を獲得、第1ゲームは12-21で奪われた奈良岡だったが、第2ゲームは集中力が落ちた相手を21-14で制し、最終ゲームも流れを渡さず18-7と大きくリード。ここからプラノイの猛烈な追い上げにあい、18-15まで点差を詰められたが、最後は奈良岡がネット前の勝負からポイントをつかんで21-18。上位大会では5月のタイOP(S500)以来となる準決勝進出を決めている。

女子ダブルスの保原彩夏/鈴木陽向は、インドネシアの新ペア、ラハユ/ラマダハンティに0-2で敗戦。第1ゲームは14本、第2ゲームも12-21に抑えられたが、ペアとして出場した初めての大会を、ベスト8の成績で終えている。

男子ダブルスは、準々決勝4試合をすべてインドネシア勢が勝利し、準決勝を独占した。ベテランのセティアワン/アッサン、そして今季好調のアルディアント/アルフィアンは、準決勝で若手ペアの挑戦を受ける。

7月15日の結果、16日の準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(7月15日)

ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−15、21−18〕0●李詩灃(中国)49分

趙俊鵬(中国)②〔21−18、23−21〕0●ナット・グエン(アイルランド)47分

奈良岡功大②〔12−21、21−14、21−18〕1●プラノイ・H.S.(インド)63分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔21−15、21−12〕0●ン・ツェヨン(マレーシア)35分

▼準決勝(7月16日)

奈良岡功大 − 趙俊鵬

アンソニー・S・ギンティン − ロー・ケンイゥ

【女子シングルス】

▼準々決勝(7月15日)

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔17−21、21−11、21−19〕1●韓悦(中国)62分

大堀彩②〔21−13、15−21、22−20〕1●サイナ・ネワール(インド)63分

川上紗恵奈②〔21−17、21−19〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)40分

王祉怡(中国)②〔21−17、21−18〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)41分

▼準決勝(7月16日)

川上紗恵奈 – プサルラ・V.シンドゥ

大堀彩 − 王祉怡

【男子ダブルス】

▼準々決勝(7月15日)

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔10−21、21−18、21−17〕1●アルジュン/カピラ(インド)49分

グタマ/イスファハニ(インドネシア)②〔21−16、21−17〕0●盧敬堯/楊博涵(台湾)32分

カルナンド/マーティン(インドネシア)②〔21−14、17−21、21−11〕1●何濟庭/周昊東(中国)55分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔16−21、21−15、21−15〕1●ヒー/ロー(シンガポール)

▼準決勝(7月16日)

アルディアント/アルフィアン − グタマ/イスファハニ

セティアワン/アッサン − カルナンド/マーティン

【女子ダブルス】

▼準々決勝(7月15日)

プティタ/スピッサラ(タイ)②〔21−15、21−12〕0●劉玄炫/夏玉婷(中国)36分

杜玥/李汶妹(中国)②〔22−20、21−17〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)46分

ラハユ/ラマダハンディ(インドネシア)②〔21−14、21−12〕0●保原彩夏/鈴木陽向27分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−16、18−21、21−11〕1●クスマ/プラチウィ(インドネシア)64分

▼準決勝(7月16日)

ラハユ/ラマダハンティ − プティタ/スピッサラ

鄭雨/張殊賢 – 杜玥/李汶妹

【混合ダブルス】

▼準々決勝(7月15日)

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−12、19−21、21−17〕1●ラムスフス/ロハウ(ドイツ)54分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−10、22−20〕0●チェンTJ/V・シオウ(マレーシア)36分

フーPR/トーEW(マレーシア)②〔21−16、21−14〕0●郭新娃/張殊賢(中国)36分

ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔22−20、16−21、21−18〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)54分

▼準決勝(7月16日)

デチャポル/サプシリー – ゴーSH/ライSJ

王懿律/黄東萍 − フーPR/トーEW

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOT

投稿日:2022/07/15

人気記事ランキング

閉じる