【大会情報】『全日本女子ジュニアオープン』で中高生が熱戦! ダブルスのベスト4が出そろう!

11月5日に『~START FROM TOHOKU 2021~ 全日本女子ジュニアオープン』(青森県・スポカルイン黒石)が開幕した。この大会は、新型コロナウイルスの影響により全日本ジュニア選手権が中止となったことを受け、女子の高校の先生たちが中心となって代替試合として企画。大会は3日間に渡って開催され、初日はダブルスが行なわれた。

日本バドミントン協会発表のガイドラインを参考に感染症対策を実施して開催

ダブルスは、全国各地から48ペアが参加。全日本ジュニアの出場資格を持つ中学3年生から高校2年生の選手を中心に、熱戦が繰り広げられた。

試合はまず、3ペアずつがAからPの16のグループに分かれて予選リーグを実施。各リーグの1位が決勝トーナメントに進出する方式で行なわれた。初日は決勝トーナメントの準々決勝まで実施され、ベスト4が決定。開催地の青森山田高からは3ペアが勝ち上がった。

高校選抜優勝/3位の実力を持つ石川心菜(左)/小笠原未結(青森山田高)

優勝候補の2年生ペア・石川心菜/小笠原未結(上写真右)は、決勝T1回戦を苦しみながらも2-1で突破すると、続く準々決勝は渡邊愛夕/山北真緖(ふたば未来高②/ふたば未来中③)にストレート勝ち。2、1年生ペアの遠藤心夏/岩戸和音、1年生ペアの清瀬璃子/藤井史穂は、準々決勝を2-1で制して、準決勝の切符を手にしている。

準々決勝で四天王寺ペアを下した遠藤心夏(右)/岩戸和音(青森山田高)
清瀬璃子(左)/藤井史穂(青森山田高)は、ふたば未来高の山北奈緒/須藤海妃との1年生対決を制してベスト4入り

ダブルス力に定評のある青森山田高のベスト4独占を阻止したのは、四天王寺高の2年生ペア・木山琉聖/古根川美桜。ライバル校の髙橋奈々/寺上優衣と対決した準々決勝は第1ゲームを失ったものの、2、3ゲームは11本、12本に抑えて勝利。大会最終日(7日)に行なわれる準決勝では、石川/小笠原と対決する。

四天王寺高の木山琉聖(右)/古根川美桜

以下は決勝トーナメントの結果。6日はシングルスの試合が行なわれる。

【決勝トーナメント結果(5日)】※丸数字は学年

■1回戦

石川心菜/小笠原未結(青森山田高②) 2-1 原菜那子/玉木亜弥(四天王寺高①/四天王寺中③)

渡邊愛夕/山北真緖(ふたば未来高②/ふたば未来中③) 2-0 蒔苗蒼依/髙野来蒔(青森山田高②/①)

髙橋奈々/寺上優衣(青森山田高②) 2-1 石岡空来/堀小雪(ふたば未来高①)

木山琉聖/古根川美桜(四天王寺高②) 2-0 笹原愛夏/小林優花(青森山田高②)

遠藤心夏/岩戸和音(青森山田高②/①) 2-0 中林瑞貴/小山未來(青森山田高②/①)

岩城杏奈/畑末真緒(四天王寺高②/①) 2-0 山内のどか/牧野美涼(日章学園高②)

山北奈緖/須藤海妃(ふたば未来高①) 2-0 相本珠杏/金廣真季(柳井商工高②)

清瀬璃子/藤井史穂(青森山田高①) 2-1 獅子原瑚桜/嶋村瑞希(旭川南高②)

■準々決勝

石川心菜/小笠原未結 ②〔21-19、21-8〕0● 渡邊愛夕/山北真緖

木山琉聖/古根川美桜 ②〔12-21、21-11、21-12〕1● 髙橋奈々/寺上優衣

遠藤心夏/岩戸和音 ②〔16-21、21-17、21-9〕1● 岩城杏奈/畑末真緒

清瀬璃子/藤井史穂 ②〔17-21、21-19、21-19〕1● 山北奈緖/須藤海妃

■準決勝の対戦カード(7日)

石川心菜/小笠原未結 - 木山琉聖/古根川美桜

遠藤心夏/岩戸和音 - 清瀬璃子/藤井史穂

★初日のフォトギャラリーはこちら!

※大会の熱戦の模様は、11月22日(月)発売の『バドミントン・マガジン』12月号でも紹介します!

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/川口洋邦

 

投稿日:2021/11/05
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