【高校選抜2021】激戦必至の優勝争いを制するのは――<女子団体展望>

『第49回全国高校選抜大会』が、3月25日から28日まで福島県(宝来屋郡山総合体育館、県営あづま総合体育館)で開催される。昨年中止となった選抜は、高校生にとって待ちに待った大舞台。無観客での実施など例年と違う点もあるが、団体・個人ともに全種目が実施される。各地の予選を勝ち抜いて出場する選手たちは、様々な思いを胸にコートに立つだろう。

ここでは高校選抜特別企画として、バドミントン・マガジン3月号で掲載されている展望記事をバド×スピ!に特別公開。女子団体戦の展望を紹介する。

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群雄割拠の女子団体。
総力戦を制するのは――⁉

昨年11月の交流試合で僅差の戦いを制した四天王寺(大阪)。チームから信頼の厚い神山和奏(左)/木山琉聖が選抜でもチームを勢いづける

実力伯仲で熾烈な優勝争いが予想される女子団体。昨年11月、選抜に出場予定だった17校が参加した交流大会の上位4校が、その中心となるだろう。

リーグ戦の同大会を制したのは四天王寺(大阪)。ジュニアナショナルの神山和奏を軸としたダブルスに強みがある。「チームが一つになって戦う準備はできている」と藤岡毅至顧問。培ってきた絆の強さで、選抜初優勝をめざす。

四天王寺に勝ったものの得失マッチ数で敗れた青森山田(青森)もV候補筆頭。東北予選では、苦杯をなめたふたば未来学園(福島)にリベンジ優勝を果たした。今大会めざすのは2016年から遠ざかっている王座奪還。エースの大澤陽奈、1年生の石川心菜の単複を軸に、「総合力で勝負」(藤田真人監督)にいく。

2016年大会以来、5年ぶりの日本一をめざす青森山田は、大澤陽奈(右)/石川心菜の単複がカギ。チームの強みである団結力でもライバルを上回りたい

地元Vをねらうふたば未来は同大会3位。部員はわずか6人だが、それぞれが強い責任感で驚くほどの底力を発揮する。チームの要は杉山薫。まずは田部真唯とのダブルスで勝利をつかみ、チームを波に乗せたいところだ。

同4位の柳井商工(山口)は、19年JOC8強の水津愛美、明地陽菜などシングルスの層が厚い。交流大会では、水津はダブルスのみの出場だった。宿敵ともいえる青森山田とは、順当に勝ち上がれば準決勝でぶつかる。

この4強を崩しにかかるのは、ジュニアナショナルメンバーを擁する岡崎城西(愛知)や倉敷中央(岡山)、九州国際大付(福岡)、作新学院(栃木)といった強豪校。1年生だけで九州1位となった諫早商(長崎)や、北信越を制した新進気鋭の開志国際(新潟)もおもしろい存在だ。また、初戦の四天王寺VS聖ウルスラ学院英智(宮城)、2回戦で実現すれば、18・19年連覇の埼玉栄(埼玉)と富山国際大付(富山)のカードも見逃せない。14年ぶりに出場を果たす地元の尚志は、初戦で岡崎城西と対決。その奮闘にも注目が集まる。

地元Vをねらうふたば未来は、エースでありキャプテンの杉山薫(写真)だけでなく、2年生の小野涼奈の単複も力がある。チームは少人数で連戦となるが、強い思いで乗り越えたい
柳井商工はレギュラーのうち5人が1年生だが、「そのぶん勢いを大事に戦いたい」と竹光唯至監督。エースの水津愛美とともに単複で勝利をめざす1年生・明地陽菜(写真)の奮起にも期待

『令和2年度 第49回全国高校選抜大会』
◆大会日程
3月25日(木)9:30~ 団体戦(1~3回戦)
3月26日(金)9:30~ 団体戦(準々決勝~決勝)
3月27日(土)9:00~ 個人戦ダブルス(1回戦~準々決勝)
個人戦シングルス(1~2回戦)
3月28日(日)9:00~ 個人戦ダブルス(準決勝~決勝)
個人戦シングルス(準々決勝~決勝)
※開会式は実施しない

文/バドミントン・マガジン編集部(本稿はバド×スピ!に掲載するにあたり、一部加筆・修正をしています)

投稿日:2021/03/24
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