【高校選抜2021】春の大一番! 栄光をつかむのはどのチームか<男子団体展望>

第49回全国高校選抜大会』が、3月25日から28日まで福島県(宝来屋郡山総合体育館、県営あづま総合体育館)で開催される。昨年中止となった選抜は、高校生にとって待ちに待った大舞台。無観客での実施など例年と違う点もあるが、団体・個人ともに全種目が実施される。各地の予選を勝ち抜いて出場する選手たちは、様々な思いを胸にコートに立つだろう。

ここでは高校選抜特別企画として、バドミントン・マガジン3月号で掲載されている展望記事をバド×スピ!に特別公開。男子団体戦の展望を紹介する。

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ふたば未来学園と埼玉栄が一歩リードか。
2強に待ったをかけるのは――

全中団体優勝メンバーが揃うふたば未来学園(福島)。地元で2017年以来2度目の優勝をめざす(写真は2年生のエース・武井凜生)

男子団体は、ふたば未来学園(福島)と埼玉栄(埼玉)がV争いをけん引しそうだ。第1シードに入ったふたば未来は、エースの武井凜生と1年生の齋藤駿がポイント源。昨夏の全国高校交流試合でも優勝に貢献するなど、シングルスでは3年生に引けを取らない実力を持つ。他にもダブルスの全国優勝経験者がおり、経験値の高さがチームの強み。「全員がすべての試合で勝ちきることを目標に取り組んでいる」(本多裕樹監督)と地元での栄冠に向けて気合は十分だ。

一方の埼玉栄もジュニアナショナルメンバー5人と層が厚い。個々の能力の高さもさることながら、「全員がチームのことを第一に考えられる」(大屋貴司監督)という団結力が自慢だ。選抜では8連覇を含む11回の優勝を誇る強豪。エースの森口航士朗を柱に、一丸となって優勝記録を伸ばしにいく。

埼玉栄は総合力が高く、どこからでもポイントを奪える布陣。まずは勢いよくダブルスを制して試合を優位に進めたい(写真は野口翔平〈左〉/馬屋原光大郎)

この2強を追うのは、東大阪大柏原(大阪)や名経大市邨大(愛知)、浪岡(青森)あたりか。柏原は近畿で単複1位の石神文太とジュニアナショナルの川畑史吹がおり、また市邨も、東海1位の阿保龍斗/上田康誠を軸に駒がそろっている印象がある。市邨と同じ山に入る浪岡は、東北複優勝・単2位の後藤拓人がエース。初戦の相手は名門・八代東(熊本)。強豪ぞろいの激戦区は序盤の戦いから見逃せない。

その他、初優勝に燃える九州3冠の瓊浦(長崎)と、8月に地元インターハイを控える高岡第一(富山)も有力。また、19年夏を制した聖ウルスラ学院英智(宮城)や伝統校の比叡山(滋賀)、近年全国で上位の経験がある札幌龍谷学園(南北海道)、旭川実(北北海道)、新田(愛媛)など、ブロック王者たちの活躍にも注目したい。昨年、地元選抜が中止となった鹿児島商(鹿児島)は、初戦で乙訓(京都)と対戦。さまざまなの思いをこの舞台にぶつける。

昨秋の交流大会で高い実力を示した東大阪大柏原。1年生キャプテンの川畑史吹がガッツあふれるプレーでチームを引っ張り、6年ぶり3度目の優勝なるか
名経大市邨はキャプテンの阿保龍斗(右)と上田康誠がチームの柱。激戦区の山からの挑戦で、序盤から気の抜けない戦いが続きそうだ

『令和2年度 第49回全国高校選抜大会』
◆大会日程
3月25日(木)9:30~ 団体戦(1~3回戦)
3月26日(金)9:30~ 団体戦(準々決勝~決勝)
3月27日(土)9:00~ 個人戦ダブルス(1回戦~準々決勝)
個人戦シングルス(1~2回戦)
3月28日(日)9:00~ 個人戦ダブルス(準決勝~決勝)
個人戦シングルス(準々決勝~決勝)
※開会式は実施しない

文/バドミントン・マガジン編集部(本稿はバド×スピ!に掲載するにあたり、一部加筆・修正をしています)

投稿日:2021/03/23
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