【全英OP2020】世界女王・松本&永原、福島&廣田らが順当に1回戦突破!<初日:ダブルス>

311日に開幕したBWFワールドツアー・ヨネックス全英OP(バーミンガム/Super1000)の初日は、各種目1回戦が行なわれた。世界中でコロナウイルスの影響が出始めるなか、110年の歴史を持つ全英は無事に1回戦が終了。5種目で登場した日本代表は、多くの選手が白星をあげて2回戦に勝ち進んだ。ここでは、ダブルス3種目のダイジェストを紹介する。

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【ダブルス・ダイジェスト】

日本の女子ダブルスは、やはり強い――。

全英OPに出場した4組は、いずれも1回戦を順当に勝ち上がった。第2シードの松本麻佑(上写真左)/永原和可那は、オランダペアをストレートで一蹴。レシーブから得意の連続攻撃に持ち込み、しっかり攻めきった。この大会では2018年に準優勝、19年にベスト4まで勝ち上がりながらもタイトルには届いておらず、松本は「一昨年も昨年も悔しい負け方をした。タイトルを取るために練習してきたので、自信を持って戦いたい」と初優勝にかける思いを語った。永原は、前日の練習を体調不良で休んでおり、この日は混合ダブルスで敗れた後の試合だったが、その影響を感じさせないプレーを見せた。

今季初めて日本A代表入りを果たした志田千陽/松山奈未も、ロシアのペアを下して初戦を突破した。得意ではないヨーロッパ選手に対して押され気味の時間帯も多かったが、後半はスピードを生かした攻撃から盛り返した。2024年のパリ五輪が大きな目標だが、かねてより五輪レースを経験したいと話していた2人にとって、東京五輪の有力候補が本気で挑む全英OPは貴重な経験ができる場だ。

12日の2回戦は、昨季の国際大会で2敗を喫した松本/永原と対戦する。松山は「ずっと勝てていないので、挑戦者の気持ちで臨みたいです。自分たちのプレーができればチャンスはあると思うので頑張ります」と意気込みを語った。

第3シードの福島由紀/廣田彩花は、昨年7月に優勝したインドネシアOP(Super1000)の2回戦で破っている中国ペアに圧勝。東京五輪の出場権争いで上記2ペアを追う日本3番手の髙橋礼華/松友美佐紀も、スウェーデンのペアにストレート勝ちを収めた。海外勢では、世界ランク上位のポリイ/ラハユ(インドネシア)が初戦で敗れる波乱があったが、他の有力ペアは順当に勝ち上がっている。

男子ダブルスは、今季からA代表入りの古賀輝/斎藤太一が黒星を喫したものの、他の3ペアは初戦を突破。古賀/斎藤は、昨季の世界王者セティアワン/アッサン(インドネシア)から第1ゲームを奪い、ファイナルゲームも終盤まで競る健闘を見せたが、最後は23-25で力尽きた。12日の2回戦では、その世界王者に、韓国勢との一進一退の攻防を制して勝ち上がった保木卓朗/小林優吾が敵討ちに挑む。なお、混合ダブルスは、2年ぶり2回目の優勝をねらう渡辺勇大/東野有紗(上写真右)が、韓国ペアを破って初戦を勝ち上がったが、保木/永原は、世界ランク12位の地元イングランドペアに0−2で敗れている。

なお、大会運営サイドからの指示はないが、新型コロナウイルスに対する予防として、日本チームは試合後の握手をしないように統一。しかし、握手をしようとして気づいて苦笑いを浮かべたり、うっかり握手をしてしまったりと、不慣れな対応に戸惑う選手が多かった。

日本選手の1回戦の結果は以下の通り。

【男子ダブルス】

▼1回戦(3月11日)

遠藤大由/渡辺勇大②〔21−14、21−12〕0●ラーン/ベンディ(イングランド)36分

園田啓悟/嘉村健士②〔21−12、21−23、21−10〕1●廖敏竣/蘇敬恒(台湾)68分

古賀輝/齋藤太一●1〔21−12、13−21、23−25〕②セティアワン/アッサン(インドネシア)53分

保木卓朗/小林優吾②〔24−22、19−21、21−19〕1●催率圭/徐承宰(韓国)66分

▼2回戦(3月12日)

園田啓悟/嘉村健士 – イワノフ/ソゾノフ(ロシア)

保木卓朗/小林優吾 – セティアワン/アッサン(インドネシア)

遠藤大由/渡辺勇大 – 李哲輝/楊博涵(台湾)

【女子ダブルス】

▼1回戦(3月11日)

福島由紀/廣田彩花②〔21−10、21−6〕0●劉玄炫/夏玉婷(中国)34分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−13、21−13〕0●カールソン/マグヌソン(スウェーデン)33分

松本麻佑/永原和可那②〔21−12、21−12〕0●ピキ/セイネン(オランダ)30分

志田千陽/松山奈未②〔21−15、21−17〕0●アクチュリア/モロゾワ(ロシア)40分

▼2回戦(3月12日)

髙橋礼華/松友美佐紀 – ポンナッパ/レッディ(インド)

福島由紀/廣田彩花 – 鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)

松本麻佑/永原和可那 – 志田千陽/松山奈未

【混合ダブルス】

▼1回戦(3月11日)

保木卓朗/永原和可那●0〔9−21、15−21〕②エリス/スミス(イングランド)37分

渡辺勇大/東野有紗②〔23−21、21−14〕0●高成炫/嚴惠媛(韓国)43分

▼2回戦(3月12日)

渡辺勇大/東野有紗 – エリス/スミス(イングランド)

取材・文/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO


投稿日:2020/03/12

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