【インドネシアM2020】高橋&松友はデンマークペアに惜敗…2連覇ならず<準決勝結果>

1月18日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(ジャカルタ/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

初日の結果はこちら/2日目の結果はこちら

3日目の結果はこちら/4日目の結果はこちら

日本は女子ダブルスで唯一勝ち残った髙橋礼華(上写真・右)/松友美佐紀が、約1年ぶりとなる上位大会優勝、そして大会2連覇に向けてデンマークのトゥーグセン/フォウガードと対戦した。第1ゲームから互いにポイントの奪い合いとなった試合は、12-13から髙橋/松友が4連続得点でリードを奪うも、デンマークペアが追い上げて20オール。勝負所の場面でさらに2連取を許した髙橋/松友が、20−22で第1ゲームを落とした。

第2ゲームも14−9と点差をつけた髙橋/松友だったが、連続失点を喫して14オールに持ち込まれる。すると、その後は先行するデンマークペアを、日本ペアが追う展開。接戦は先にフォウガード/トゥーグセンが20-19とマッチポイントを握ったが、負けられない髙橋/松友もなんとか20オールに持ち込んで逆転の可能性を残す。しかし、日本ペアのねばりはここまで。再び連続失点を重ねた髙橋/松友が、20-22で第2ゲームも落とし敗戦。決勝進出はならず。ベスト4に終わった。

混合ダブルスは中国のトップ2、鄭思維(チェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が決勝に進出。女子シングルスでは好調のキャロリーナ・マリーン(上写真/スペイン)が何冰嬌(中国/へ・ビンジャオ)を下して決勝に進み、もう一方の山ではラチャノック・インタノン(タイ)が中国の若手・王祉怡(ワン・ジーイ)を接戦の末に下して準決勝を突破した。

男子シングルスはアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)がビクター・アクセルセン(デンマーク)を2−0で下して決勝へ。2連覇をねらうアンダース・アントンセン(デンマーク)と対戦する。男子ダブルスは、インドネシアのセティアワン/アッサンとギデオン(上写真・左)/スカムルヨの2強が激突する。

■準決勝の対戦カード(1月18日)

【男子シングルス】

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−9、21−14〕0●李卓耀(香港)37分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔22−20、21−11〕0●ビクター・アクセルセン(デンマーク)44分

【女子シングルス】

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−11、21−19〕0●何冰嬌(中国)50分

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−12、23−21〕0●王祉怡(中国)43分

【男子ダブルス】

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−19、21−19〕0●A・チア/ソーWY(マレーシア)33分

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−12、18−21、21−17〕1●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)46分

【女子ダブルス】

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔21−19、21−15〕0●金昭英/孔熙容(韓国)52分

トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)②〔22−20、22−20〕0●髙橋礼華/松友美佐紀58分

デンマーク勢としては、女子ダブルスで久々の上位大会で決勝進出を決めたトゥーグセン(左)/フォウガード

【混合ダブルス】

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−19、21−16〕0●ジケル/デリュー(フランス)41分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−15、21−15〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)39分

■決勝の対戦カード(1月19日)

【男子シングルス】

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

【女子シングルス】

ラチャノック・インタノン(タイ) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

【男子ダブルス】

セティアワン/アッサン(インドネシア) − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

【女子ダブルス】

ポリイ/ラハユ(インドネシア) − フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)

【混合ダブルス】

鄭思維/黄雅瓊(中国) − 王懿律/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2020/01/19

人気記事ランキング

閉じる