【全日本総合2019】パリ五輪をめざす世代の激突。川島&齋藤が制す!<女子ダブルス1回戦-注目試合>

日本一を決める「第73回全日本総合選手権」が、11月26日に開幕した。今年も東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館を舞台に、12月1日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会2日目の27日は、各種目1回戦を実施。ここでは、女子ダブルスの注目試合をレポートする。

【女子ダブルス1回戦】

川島美南/齋藤夏(ACT SAIKYO)②〔23-21、12-21、21-11〕1●曽根夏姫/保原彩夏(ヨネックス)

高校卒3年目、今年4月の大阪国際で優勝している曽根夏姫/保原彩夏(ヨネックス)。曽根、保原と同い年の川島美南(写真左)と、埼玉栄高校の後輩、日本B代表の齋藤夏(ともにACT SAIKYO)のペアは、全日本社会人準優勝。2024年パリ五輪をめざす若い力が激突した。

もともと、前衛を得意とする川島だが、社会人になってスマッシュ力がアップ。後衛を得意とする齋藤は、混合ダブルスB代表として前衛でのプレーが向上。どちらが前でも後ろでも、力強いショットを相手コートに叩き込む。対する、右利きの曽根と左利きの保原は、左右ペアを育てるのがうまいヨネックスで、前へ前へと攻めて得点を奪う。

序盤から譲らぬ激しい打ち合いは、最終盤で19−19。曽根のクロスレシーブで、曽根/保原がゲームポイントを握るが、川島がクロスドライブをお返しして20−20。最後は曽根のスマッシュがバックアウトとなり、23−21で川島/齋藤が第1ゲームを先取した。

曽根夏姫(左)/保原彩夏(ヨネックス)

第2ゲームは、先手を取って攻めた曽根/保原が21−12で奪取。勝負のファイナルゲーム、今度は川島/齋藤が先に攻め立てる。レシーブで切り返し、苦しい体勢からでも力強く打ち続けて得点を重ね、次々とガッツポーズを決める。曽根/保原はネット前でミスが続くなど流れに乗れず、中盤から点差が開いていく。55分に及んだ戦いは、ファイナルゲーム21−11。大差をつけた川島/齋藤が、ペアとして初出場で2回戦進出を決めた。

◆◆齋藤夏コメント◆◆

「相手は自分たちより強いですし、動きが速い。そこで自分たちが引かずに全力で、声を出して攻めていけたのがよかったかなと思います。

(1ゲーム目を取り切れた要因は)出だしがよかったぶん、競り合いになっても余裕があったというか、手応えがあったので、自信を持っていけました。2ゲーム目は相手がプレーを変えてきて、相手の前衛選手につかまることが多かった。自分が前に行くスタイルを出せずにボロばかり出てしまいましたが、ファイナルゲームはサービスまわりから先に先にと、前でさわりにいけたのがよかったです。

自分が代表合宿や遠征でチームにいないことが多いぶん、試合での合わせ方は難しいのですが、ジュニアから一緒にやっているぶん、パートナーが何を打つかわかるのはいいところかなと思います。女子ダブルスでもB代表に入りたい。明日はすごく強いペアが相手ですが(髙橋礼華/松友美佐紀〔日本ユニシス〕)、自分たちのプレーを出して、全力で向かっていきたいです」

 

取材・文/平田美穂、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳

 


投稿日:2019/11/27
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