【中国OP2019】遠藤&渡辺、園田&嘉村らが準々決勝に進出!<2回戦結果>

9月19日に開催されたBWFワールドツアー・中国OP(常州/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

初日の結果はこちら/2日目の結果はこちら

男子シングルスは、桃田賢斗(写真)と常山幹太が2回戦に登場した。桃田はインドネシアのトミー・スギアルトと対戦。1回戦の林丹(リン・ダン/中国)戦に続き、ベテランとの勝負となった桃田は、第1ゲームを21-10に抑えると、第2ゲームも11本に封じて快勝。ベスト8入りを決めた。常山もマレーシアのダレン・リュウを12本、19本のストレートで下し、準々決勝に勝ち進んでいる。

男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士と遠藤大由(写真左)/渡辺勇大がそれぞれ白星を奪取。園田/嘉村はインド期待の若手、シェティ/ランキレッディを相手に、第1ゲームこそ21-19まで接近される展開だったが、第2ゲームは8本に抑えて勝利。遠藤/渡辺も、台湾の強敵、王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)を11本、11本に抑えてベスト8進出を決めている。井上拓斗/金子祐樹は世界王者のセティアワン/アッサン(インドネシア)とファイナル勝負を演じたが、最後は16-21で敗れ2回戦突破はならなかった。

女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花、髙橋礼華/松友美佐紀の2ペアが勝利をつかんで準々決勝へ。世界女王の松本麻佑/永原和可那は、韓国ペアに0−2のストレートで屈して、2回戦で姿を消した。混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗が中国の何濟庭(ヘ・ジティン)/杜玥(ドゥ・ユエ)を2−0で下したほか、金子祐樹/松友美佐紀もインドペアと1時間近い勝負を制して2回戦を突破した。

世界女王の松本麻佑(右)/永原和可那は韓国ペアに苦杯を喫した

日本のエースである山口茜、奥原希望が初戦で敗れた女子シングルスは、髙橋沙也加がロシア選手を2−0で退けたものの、大堀彩は戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)に19本、14本で敗れ、準々決勝進出はならなかった。

2回戦の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔21−10、21−11〕0●トミー・スギアルト(インドネシア)37分

常山幹太②〔21−12、21−19〕0●ダレン・リュウ(マレーシア)42分

【女子シングルス】

髙橋沙也加②〔21−17、21−15〕0●エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)36分

大堀彩●0〔19−21、14−21〕②戴資穎(台湾)36分

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、21−8〕0●シェティ/ランキレッディ(インド)34分

遠藤大由/渡辺勇大②〔21−11、21−11〕0●王齊麟/李洋(台湾)34分

井上拓斗/金子祐樹●1〔21−18、17−21、16−21〕②セティアワン/アッサン(インドネシア)56分

【女子ダブルス】

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−12、21−17〕0●ポンナッパ/レッディ(インド)39分

福島由紀/廣田彩花②〔21−7、21−8〕0●ピキ/セイネン(オランダ)32分

松本麻佑/永原和可那●0〔21−23、17−21〕②張藝娜/金慧麟(韓国)45分

【混合ダブルス】

金子祐樹/松友美佐紀②〔21−11、16−21、21−12〕1●ランキレッディ/ポンナッパ(インド)54分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−12、21−10〕0●何濟庭/杜玥(中国)36分

▼準々決勝(9月20日)

【男子シングルス】

桃田賢斗 ― 常山幹太

周天成(台湾) ― アンダース・アントンセン(デンマーク)

伍家朗(香港) ― 諶龍(中国)

サイ・プラニース・B.(インド) ― アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)

【女子シングルス】

髙橋沙也加 ― ラチャノック・インタノン(タイ)

何冰嬌(中国) ― キャロリーナ・マリーン(スペイン)

陳雨菲(中国) ― ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)

戴資穎(台湾) ― ブサナン・ンバルンパン(タイ)

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士 ― アルディアント/アルフィアン(インドネシア)

遠藤大由/渡辺勇大 ― セティアワン/アッサン(インドネシア)

オンYS/テオEY(マレーシア) ― 李俊慧/劉雨辰(中国)

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) ― ゴーVS/タンWK(マレーシア)

【女子ダブルス】

福島由紀/廣田彩花 ― 李紹希/申昇瓚(韓国)

陳清晨/賈一凡(中国) ― 李茵暉/杜玥(中国)

張藝娜/金慧麟(韓国) ― 金昭英/孔熙容(韓国)

髙橋礼華/松友美佐紀 ― ポリイ/ラハユ(インドネシア)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗 ― 徐承宰/蔡侑玎(韓国)

金子祐樹/松友美佐紀 ― 鄭思維/黄雅瓊(中国)

ゴーSH/ライSJ(マレーシア) ― デチャポル/サプシリー(タイ)

王懿律/黄東萍(中国) ― アーマド/カンドウ(インドネシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2019/09/20

人気記事ランキング

閉じる