【世界選手権2019】「プレーで相手と駆け引きができていないことにモヤモヤしている(奥原)」<2日目:選手コメント−4>

8月20日に開催された第25回世界選手権(スイス・バーゼル)2日目、各種目の1・2回戦が行なわれ、世界の頂点をめざす日本代表選手らが登場した。ここでは、戦いを終えた選手たちの試合後のコメントを紹介しよう。

◆放送予定

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WS:奥原希望

2回戦:エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)に2−0で勝利

ほかの大会とは少し違う風があって、戸惑って、1ゲーム目も2ゲーム目も出だしは苦戦しましたが、後半は修正できました。(身体の)動きの部分は、悪くなかったと思うので、一戦一戦、調子を上げていければいいかなと思います。

最近は、結果が出ないというより、プレー面で相手と駆け引きができていないことにモヤモヤしているので、その正体がつかめたらいいと思っていますし、いろいろ試そうと思って取り組んでいて、初戦も試しました。次が(韓国のエースである)成池鉉(スン・ジヒュン)選手で、一気に相手のレベルが上がります。初戦はよかったという感触なので、それが世界のトッププレーヤーにも通用するのか試して、その感触がつかめたら、多分、結果もついてくると思うので、課題を徹底してやれたらいいと思います。

WS:髙橋沙也加

2回戦:韓悦(ハン・ユェ/中国)に0−2で敗戦

よかったところが何もない試合。何が悪くて負けたのかは、ハッキリしています。今日は、勝ちたいという気持ちが先走り過ぎて、セーブしようと思うほど、勝ちたい気持ちが出てきてしまいました。

1ゲーム目はリードされ続けて、後半にリードし返したことが、自分の中では負けの原因。最初から、点数が競ったときに先に取れば相手にもプレッシャーになると思っていましたが、逆に自分がプレッシャーを感じてしまいました。インドネシアOPとは違って、私以上に相手が私の研究をしていて、打った球に冷静に対応されて、どこに打てばいいか、迷わされてしまいました。ここで立ち止まっても仕方がないと思うので、今日はへこむだけへこんで、明日に切り替えられるようにしたいです。まだ考えが甘い部分があるので、この1年で何が何でも克服しなければならないと思いますし、いまは課題だらけですが、それを(成長の)チャンスに変えられるように頑張りたいです。

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取材・構成/平野貴也

写真/菅原淳

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MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス

投稿日:2019/08/21
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