【インドネシアM】高橋&松友、松本&永原らがベスト4進出!<S500>

1月25日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(Super500/ジャカルタ)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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2ペアが準々決勝に勝ち進んだ女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀、松本麻佑/永原和可那(写真左)がそれぞれ勝利をつかみベスト4入りを決めた。髙橋/松友は中国の李茵暉(リ・インフイ)/杜玥(ドゥ・ユエ)と対戦し、第1ゲームを21-13で制すると、第2ゲームも15本に抑えて2−0で勝利。今季初戦のマレーシアマスターズ(Super500)に続き、準決勝へと進んだ。松本/永原は中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)と激突。1−1でファイナルゲームに突入した勝負を最後は21-8で制し、髙橋/松友と同じく2大会連続で準決勝に進んだ。 インドネシアマスターズ2019

渡辺勇大(写真右)/東野有紗、保木卓朗/永原和可那が準々決勝に勝ち進んだ混合ダブルスは、マレーシアマスターズ優勝の渡辺/東野が白星をつかみベスト4に進出した。渡辺/東野は中国の魯愷(ルー・カイ)/陳露(チェン・ル/中国)に2−0のストレート勝利。2016年リオ五輪金メダリスト・アーマド/ナトシール(インドネシア)と対戦した保木/永原は、地元でラストゲームに臨む相手に16本、14本で封じ込まれ敗戦。初のベスト4入りはならなかった。

男子シングルスの桃田賢斗は、難敵のアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)と対戦した。昨季苦杯を喫している相手に第1ゲームを9本で抑えた桃田は、第2ゲームも21-10に抑えて快勝。準決勝進出を決めている。男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大の2ペアが挑むも、遠藤/渡辺は勢いのある若手中国ペアに、園田/嘉村はデンマークペアに敗れてベスト8に終わった。

インドネシアマスターズ2019

そのほか、男子シングルスはマレーシアマスターズ準決勝で対戦したビクター・アクセルセン(写真/デンマーク)と、諶龍(チェン・ロン/中国)が再び対決。前回は諶龍が2−0でアクセルセンを下したが、今回はアクセルセンが2−0で退けてリベンジ達成。アクセルセンは準決勝で桃田と対戦する。

日本勢が勝ち残れなかった女子シングルスは、昨年の世界女王キャロリーナ・マリーン(スペイン)が、ライバルのプサルラ・V.シンドゥ(インド)を下して準決勝に勝ち進んだほか、中国のWエース・何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)、陳雨菲(チェン・ユーフェイ)もベスト4入を決めている。

準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔21−9、21−10〕0●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)43分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−18、21−19〕0●スリカンス・キダムビ(インド)48分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−18、21−14〕0●諶龍(中国)47分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−13、21−13〕0●リー・ジジャ(マレーシア)35分

▼準決勝(1月26日)

桃田賢斗 − ビクター・アクセルセン(デンマーク)

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)  − アンダーソン・アントンセン(デンマーク)

【女子シングルス】

陳雨菲(中国)②〔14−21、21−9、21−15〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)57分

サイナ・ネワール(インド)②〔21−7、21−18〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)33分

何冰嬌(中国)②〔21−18、21−14〕0●陳曉欣(中国)26分

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−11、21−12〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)37分

▼準決勝(1月26日)

陳雨菲(中国) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

何冰嬌(中国) − サイナ・ネワール(インド)

【男子ダブルス】

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔9−21、21−17、21−18〕1●園田啓悟/嘉村健士58分

韓呈愷/周昊東(中国)②〔23−21、21−19〕0●遠藤大由/渡辺勇大43分

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−16、21−12〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)26分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔18−21、21−17、21−19〕1●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)56分

インドネシアマスターズ2019
園田啓悟(左)/嘉村健士は第1ゲームこそ勢いよく制したが、第2,第3ゲームは接戦で敗れベスト4入りはならず
インドネシアマスターズ2019
2018年の世界王者を下してベスト4進出を決めたベテランのセティアワン(左)/アッサン(インドネシア)

▼準決勝(1月26日)

セティアワン/アッサン(インドネシア) − 韓呈愷/周昊東(中国)

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那②〔18−21、21−14、21−8〕1●陳清晨/賈一凡(中国)49分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−13、21−15〕0●李茵暉/杜玥(中国)38分

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔21−16、17−21、21−13〕1●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)81分

金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−17、21−19〕0●鄭景銀/張藝娜(韓国)41分

▼準決勝(1月26日)

髙橋礼華/松友美佐紀 − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

松本麻佑/永原和可那 − 金昭英/孔熙容(韓国)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−15、21−17〕0●魯愷/陳露(中国)35分

アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−16、21−14〕0●保木卓朗/永原和可那34分

チャンPS/ゴーLY(マレーシア)②〔21−11、22−20〕0●エリス/スミス(イングランド)39分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−13、22−20〕0●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)37分

▼準決勝(1月26日)

渡辺勇大/東野有紗 − 鄭思維/黄雅瓊(中国)

アーマド/ナトシール(インドネシア) − チャンPS/ゴーLY(マレーシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

 

投稿日:2019/01/26

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