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【フランスOP】渡辺&東野がインドネシアの強豪ペアを撃破!<準々決勝>

10月26日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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日本勢は4種目で準々決勝に進出。混合ダブルスでは渡辺勇大/東野有紗(写真右)と保木卓朗/永原和可那が勝ち上がっており、渡辺/東野はインドネシアの強豪・アーマド/ナトシール(インドネシア)と対戦。第1ゲームを先制した渡辺/東野は、第2ゲームを16-21で失い勝負の行方はファイナルゲームへ。その最終ゲームはどちらも譲らぬ展開になったが、後半で底力を発揮したのは渡辺/東野だった。13-14から4連続得点で先に抜け出すと、そのまま押し切って勝利。接戦を制した渡辺/東野が準決勝進出を決めた。勝ち残っていたもう1ペアの保木卓朗/永原和可那は、韓国ペアに0−2で敗れている。

女子シングルスは、山口茜がインドネシアの新鋭と対戦。第1ゲームを山口が制したあとの第2ゲーム、11-6で相手が途中棄権したため、山口はそのままベスト4に進出。男子シングルスの桃田賢斗(上写真)は、インドのスリカンス・キダムビと激突すると、第1ゲームを21-16で先制。第2ゲームは桃田が17-10とリードしたものの、スリカンスの猛追にあって17-19と逆転を許す。しかし、ここで踏ん張った桃田が再度ポイントを奪い返して21-19。2−0のストレートで下して準決勝進出を決めた。

女子ダブルスは3ペアがベスト8入りを果たしていたが、勝ち上がったのは松本麻佑/永原和可那(写真右)。韓国のベテランペアをファイナル勝負の末に退けてベスト4入りを決めた。福万尚子/與猶くるみは韓国の李紹希/申昇瓚に、髙橋礼華/松友美佐紀はブルガリアの姉妹ペアに敗れて上位進出はならなかった。

日本選手の結果、27日に行なわれる準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔21−16、21−19〕0●スリカンス・キダムビ(インド)52分

石宇奇(中国)②〔21−11、21−13〕0●孫完虎(韓国)39分

ラスムス・ゲンク(デンマーク)②〔12−21、21−11、21−17〕1●カンタフォン・ワンチョレン(タイ)78分

諶龍(中国)②〔21−18、12−21、21−16〕1●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)67分

▼準決勝

桃田賢斗 − 諶龍(中国)

石宇奇(中国) − ラスムス・ゲンク(デンマーク)

【女子シングルス】

山口茜◯〔21−15、11−6、キケン〕●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)23分

戴資穎(台湾)②〔22−20、21−11〕0●サイナ・ネワール(インド)36分

陳雨菲(中国)②〔16−21、21−16、21−13〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)62分

何冰嬌(中国)②〔21−13、21−16〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)40分

▼準決勝

山口茜 − 何冰嬌(中国)

戴資穎(台湾) − 陳雨菲(中国)

【男子ダブルス】

李洋/李哲輝(台湾)②〔21−19、17−21、22−20〕1●イワノフ/ソゾノフ(ロシア)58分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−17、21−11〕0●陳宏麟/王齊麟(台湾)32分

韓呈愷/周昊東(中国)②〔21−17、21−18〕0●廖敏竣/蘇敬恒(台湾)37分

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−17、21−11〕0●アットリ/レッディ(インド)31分

▼準決勝

李洋/李哲輝(台湾) − 韓呈愷/周昊東(中国)

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − シェティ/ランキレッディ(インド)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(26日)

李紹希/申昇瓚(韓国)②〔21−13、20−22、21−14〕1●福万尚子/與猶くるみ85分

G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)②〔21−8、21−16〕0●髙橋礼華/松友美佐紀59分

松本麻佑/永原和可那②〔21−13、14−21、21−17〕1●張藝娜/李紹希(韓国)60分

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔18−21、21−16、21−12〕1●フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)78分

韓国OPに続くベスト4入りをねらった福万尚子/與猶くるみだったが1−2で敗戦。上位進出はならず
過去4戦全勝だった相手に0−2で敗戦。1時間近い戦いを取り切れず

▼準決勝

松本麻佑/永原和可那 − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

李紹希/申昇瓚(韓国) −  G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)

【混合ダブルス】

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−16、21−19〕0●エリス/スミス(イングランド)41分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔16−21、21−18、21−15〕1●王懿律/黄東萍(中国)70分

徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−14、21−11〕0●保木卓朗/永原和可那31分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−16、16−21、21−18〕1●アーマド/ナトシール(インドネシア)64分

渡辺勇大/東野有紗はジャパンOPに続きSuper750の大会でベスト4

▼準決勝

徐承宰/蔡侑玎(韓国) − デチャポル/サプシリー(タイ)

渡辺勇大/東野有紗  − 鄭思維/黄雅瓊(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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