【フランスOP】坂井が林丹に逆転勝利!福島&廣田、松本&永原らも2回戦へ!<2日目>

10月24日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)2日目は、各種目1回戦の半分が行なわれた。

フランスOP2018

大会初日(23日)に多くの白星を勝ちとった日本勢は、2日目も各種目で活躍した。男子シングルスでは、前週のデンマークOPを制した桃田賢斗と坂井一将(写真)の2選手が登場。桃田は台湾3番手の選手と第1ゲーム21-19と競り合ったものの、第2ゲームは21-12に抑えて勝利。デンマークOP優勝からの流れをしっかりキープして、初戦を2−0で勝ちきった。坂井は中国のレジェンド・林丹(リン・ダン)との勝負に挑むと、第1ゲームこそ9-21で奪われたが、続く第2ゲームを21-14で取り返す。すると、ファイナルゲームも21-14で封じ、林丹から逆転で勝利を奪い2回戦に進出した。

フランスOP2018

前日に3ペアが敗れている男子ダブルスは、遠藤大由(写真手前)/渡辺勇大がオランダペアを2−0のストレートで退けて2回戦へ。女子ダブルスは世界ランク1位の福島由紀/廣田彩花、世界選手権王者の松本麻佑/永原和可那、そして米元小春/田中志穂の3ペアが順当に白星を手にして2回戦へと勝ち上がった。混合ダブルスも、渡辺勇大/東野有紗が1回戦をきっちりモノにしている。

フランスOP2018

4選手が登場した女子シングルスは、奥原希望(写真)、髙橋沙也加が勝利を飾ったものの、大堀彩が中国の高昉潔(ガオ・ファンジェ)に、川上紗恵奈がインドのサイナ・ネワールにそれぞれ0−2のストレートで敗戦。2回戦へと駒を進めることはできなかった。

日本選手の結果、25日に行なわれる2回戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔21−19、21−12〕0●許仁豪(台湾)40分

坂井一将②〔9−21、21−14、21−14〕1●林丹(中国)64分

フランスOP2018
デンマークOPから2大会連続優勝をねらう桃田賢斗は2−0で勝利

▼2回戦(25日)

桃田賢斗 − 坂井一将

西本拳太 − 孫完虎(韓国)

【女子シングルス】

奥原希望②〔21−10、21−12〕0●べートリッツ・コラレス(スペイン)25分

大堀彩●0〔21−23、18−21〕②高昉潔(中国)50分

髙橋沙也加②〔21−17、21−9〕0●カースティ・ギルモア(スコットランド)39分

川上紗恵奈●0〔11−21、11−21〕②サイナ・ネワール(インド)37分

フランスOP2018
中国の若手選手と激突した大堀彩。第1ゲームでデュースの勝負となったがこれを落とし、0−2で惜敗

▼2回戦(25日)

奥原希望 − サイナ・ネワール(インド)

髙橋沙也加 − 陳雨菲(中国)

佐藤冴香 − プサルラ・V.シンドゥ(インド)

山口茜 − 蔡炎炎(中国)

【男子ダブルス】

遠藤大由/渡辺勇大②〔21−10、21−17〕0●アレンズ/ジル(オランダ)36分

▼2回戦(25日)

遠藤大由/渡辺勇大 − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−11〕0●レフェル/トラン(フランス)32分

米元小春/田中志穂②〔21−15、21−17〕0●エフラー/ハートリッチ(ドイツ)45分

福島由紀/廣田彩花②〔21−11、21−12〕0●黄雅瓊/黄東萍(中国)35分

フランスOP2018
デンマークOP準優勝の米元小春/田中志穂(手前)はドイツペアに対して2−0で勝利

▼2回戦(25日)

福島由紀/廣田彩花 − 張藝娜/鄭景銀(韓国)

松本麻佑/永原和可那 − エルチェティン/インチ(トルコ)

米元小春/田中志穂 − フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)

福万尚子/與猶くるみ − 許雅晴/呉玓蓉(台湾)

髙橋礼華/松友美佐紀 − 李汶妹/鄭雨(中国)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−15、21−13〕0●李晉熙/周凱華(香港)30分

▼2回戦(25日)

渡辺勇大/東野有紗 − タベリング/ザイネン(オランダ)

保木卓朗/永原和可那 − ザイデル/エフラー(ドイツ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/10/25

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