【世界ランキング】女子ダブルスはトップ10に5ペアがランクイン!

9月6日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。各種目上位陣に大きな変動はなかったが、日本勢の動きが目立った。

【男子シングルス】

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ビクター・アクセルセン(デンマーク)が83754Pで首位をキープしている。2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)は80722P、3位のリー・チョンウェイ(マレーシア)は77383P、そして4位の桃田賢斗(写真)が73907Pで追走しているが、9月はSuper750のダイハツ・ヨネックスジャパンOP(9月11〜16日)、Super1000の中国OP(9月18〜23日)、Super500の韓国OP(9月25〜30日)の東アジア3連戦があるため、この結果によっては長らく先頭を走るアクセルセンを抜き去る可能性も十分ありそうだ(リー・チョンウェイは3大会を欠場)。

日本勢では西本拳太が一つ順位を上げて9位となり、自己最高位をマークしている。また、スペインマスターズ(Super300)でベスト4に入った五十嵐優は、4ランクアップの41位。日本A代表の武下利一が18ランクアップして、100位にランクインを果たした。

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【女子シングルス】

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8月のアジア大会を制すなど、コンスタントに好結果を残している台湾の戴資穎(タイ・ツーイン/写真)が1位の座を守っている。2位は山口茜、3位はプサルラ・V.シンドゥ(インド)、3位はラチャノック・インタノン(タイ)と続いている。世界選手権優勝のキャロリーナ・マリーン(スペイン)は6位。

日本勢2番手の奥原希望が8位に位置しているほか、髙橋沙也加が13位、佐藤冴香が16位、大堀彩が17位とトップ20内をキープ。また、スペインマスターズで優勝を果たした三谷美菜津は、6ランクアップで19位に浮上してきた。同大会に出場している峰歩美も7ランクアップで62位に順位を上げている。

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【男子ダブルス】

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首位独走をしているのがインドネシアのエース・ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)。世界選手権優勝の中国一番手・李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)は2位につけているが、そのポイント差は約24000Pと大きく離れている。園田啓悟/嘉村健士(写真左)は3位につけ、4位以下は中国の張楠(ツァン・ナム)/劉成(リュウ・チェン)、ボー/モーゲンセン(デンマーク)、ピーターセン/コールディング(デンマーク)と続いている。

日本2番手の井上拓斗/金子祐樹も7位をキープしたが、14位の遠藤大由/渡辺勇大、20位の保木卓朗/小林優吾はそれぞれ一つ順位を下げた。スペインマスターズでベスト4に入った日本B代表の古賀輝/齋藤太一は、38ランクアップと大きく順位を上げて83位。日本勢6番手に浮上している。

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【女子ダブルス】

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86168Pで福島由紀/廣田彩花が1位をキープしている。2位は髙橋礼華/松友美佐紀を抜いて中国の陳清晨/賈一凡(中国)が浮上した。福島/廣田と中国ペアの差は約2000Pと接近している。4位はインドネシアのポリイ/ラハユ、米元小春/田中志穂が続く。

スペインマスターズで優勝を飾った松本麻佑/永原和可那(写真左)は、7000Pを追加して3ランクアップの6位に浮上。5位の米元小春/田中志穂に約4500P差と迫ってきた。さらに、スペインマスターズ準優勝の櫻本絢子/髙畑祐紀子も10位に浮上。日本勢はベスト10に5ペアが入っている。また、スペインマスターズでベスト4に入った新玉美郷/渡邉あかねも、7ランクアップの31位と順位を上げた。

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【混合ダブルス】

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中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ/写真左)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が1・2位を形成。3位はアーマド/ナトシール(インドネシア)、4位は香港の鄧俊文(タン・チュンマン)/謝影雪(ツェ・インスェット)が続く。

日本勢1番手の渡辺勇大/東野有紗は1ランクアップの13位。2番手は小林優吾/松友美佐紀の26位。スペインマスターズでベスト4のに入った権藤公平/栗原文音は17ランクアップの64位と順位を上げている。

混合ダブルスの順位は こちら

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/09/08

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