【静岡IH2018】V候補の大石&木村、吉田&齋藤が準決勝へ! 選抜王者は4回戦で敗れる<女子ダブルス>

『静岡インターハイ』(8月5日~9日/静岡県・浜松アリーナ、浜北総合体育館)の競技3日目、7日(火)は、浜松アリーナで男女ダブルス、浜北総合体育館で男子ダブルスの1回戦~準々決勝が行なわれ、それぞれベスト4が出そろった。ここでは、女子ダブルスのダイジェストをお伝えしよう。

青森山田の大石悠生/木村早希は2-0のストレート勝ちを重ねて準決勝進出
青森山田の大石悠生(右)/木村早希は2-0のストレート勝ちを重ねて準決勝進出

【ダイジェスト】

女子ダブルスは序盤から波乱が続いた。まず、選抜3位の明地七海/小野美晴(京都外大西)が、この日2試合目となった3回戦で旭川実の遠藤みのり/藤原遥花に敗れると、昨日の団体で優勝を果たし、個人戦でも優勝候補に名を連ねたふたば未来学園の水井ひらり/内山智尋も4回戦で新井田楓/韮澤美羽(英明)にファイナル15本で敗退。そして、準々決勝では、選抜3位の佐藤萌/内山真希(深川西)も黒星を喫するなど、第1~4シードのうち3ペアが初日で姿を消した。

第4シードまでのペアのなかで唯一勝ち上がったのは、選抜準優勝の大石悠生/木村早希(青森山田)だ。大石/木村は4回戦まで2-0で勝ち進むと、準々決勝でも「シーソーゲームになっても我慢して抜け出す。それが青森山田のダブルスの強みで、自分たちの強みでもある。それが準々決勝はできていた」(大石)と、海老原香澄/佐川智香(作新学院)にストレート勝ちして準決勝へと駒を進めた。また、全日本ジュニア王者の齋藤夏/吉田瑠実(埼玉栄)も、優勝をめざした団体戦で敗れた悔しさをぶつけるように、初戦から2-0のストレート勝ちを続けてベスト4進出を果たしている。

第1シードの水井/内山(ふたば未来)が敗れたヤマから4強入りした齋藤(右)/吉田
第1シードの水井/内山(ふたば未来)が敗れたヤマから4強入りした齋藤(右)/吉田

そのほかでは、選抜8強の斉藤さくら/松久紬(園田学園)がファイナル勝負に競り勝ちながらベスト4へ。全中優勝など実績のある2年生ペア・鈴木陽向/大澤佳步(埼玉栄)も最終日へと勝ち進んだ。

準々決勝の激闘を2-1で制した斉藤(左)/松久(園田学園)
準々決勝の激闘を2-1で制した斉藤(左)/松久(園田学園)
緒戦(2回戦)こそ2-1だが、その後は失ゲームなく準決勝進出を決めた鈴木(左)/大澤(埼玉栄)
緒戦(2回戦)こそ2-1だが、その後は失ゲームなく準決勝進出を決めた鈴木(左)/大澤(埼玉栄)

明日の8月8日は、男女の個人戦シングルスが1回戦から準々決勝まで行なわれる。

◆個人女子ダブルス準決勝のカード(9日)
齋藤夏/吉田瑠実(埼玉栄) — 斉藤さくら/松久紬(園田学園)
大石悠生/木村早希(青森山田) — 鈴木陽向/大澤佳步(埼玉栄)

★個人女子ダブルス準々決勝までの結果はこちら

取材・文/吉井信行
写真/黒崎雅久

投稿日:2018/08/08
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