【世界ランキング】福島&廣田が初の世界ランク1位に輝く!<ダブルス>

6月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。Super300・USOPのポイントが加算されるなどして、各種目で順位に変動があった。ここではダブルス3種目のランキングについて紹介しよう。

 【女子ダブルス】

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昨年から大きな飛躍を遂げている福島由紀/廣田彩花(写真左)が、初めて世界ランク1位に輝いた。2人は今年に入ってからアジア選手権(Super500相当)やドイツOP(Super300)優勝のほか、全英OP準優勝など高いポイントを獲得。長く首位に君臨してきた中国の若手ペア、陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)を引きずり下ろして堂々のトップに立った。2位は中国ペア、3位はデンマークのリターユール/ペデルセンが続く。

日本勢は、髙橋礼華/松友美佐紀が米元小春/田中志穂をかわして4位に浮上。続く4番手は松本麻佑/永原和可那が11位をキープした。5番手の福万尚子/與猶くるみは一つ順位を上げて13位。6番手には、20位から24位に後退した櫻本絢子/髙畑祐紀子が続いている。

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4位に浮上した髙橋礼華/松友美佐紀(右)

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【男子ダブルス】

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トマス杯でも活躍したギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が相変わらず首位を独走。長く2位を守ってきたボー/モーゲンセン(デンマーク)が3位に後退。中国の張楠(ツァン・ナム)/劉成(リュウ・チェン)が2位に浮上した。4位はデンマークのピーターセン/コールディング(写真手前)、5位は中国の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)が続いている。

日本勢は、園田啓悟/嘉村健士が6位をキープ。2番手の井上拓斗/金子祐樹は、2ランクダウンで10位に後退した。3番手の保木卓朗/小林優吾は15位を守っている。4番手の遠藤大由/渡辺勇大は、6ランクダウンの35位に後退した。

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日本最上位の6位に位置している園田啓悟(左)/嘉村健士

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【混合ダブルス】

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4月に初めてランキングトップに輝いた中国の王懿律(ワン・イルユ・写真後ろ)/黄東萍(ファン・ドンピン)は、5月に順位を一つ落として2位につけていたが、今回再び1位に返り咲いた。2位は昨年後半から結果を残している香港の鄧俊文(タン・チュンマン)/謝影雪(ツェ・イェンスエット)。ベテランペアのアーマド/ナトシール(インドネシア)は首位から陥落して3位に順位を落とした。

日本勢は、3月の全英OP優勝を果たした渡辺勇大/東野有紗が、7ランクダウンの37位に後退。現在は混合ダブルスで大会に参戦していない保木卓朗/廣田彩花が、他ペアのポイントが消滅した影響で、5ランクアップの32位に浮上した。

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/06/23

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