【ユーバー杯】日本はインドを5−0で一蹴!リーグ首位で決勝トーナメントへ<予選L>

5月23日にタイ・バンコクで開催された「トマス杯・ユーバー杯2018」4日目は、ユーバー杯予選リーグ・グループCの日本VSインドが行なわれた。

すでに決勝トーナメント進出を決めている日本は、前回銅メダルを獲得しているインドと対戦。世界選手権女子シングルス銀メダリストのプサルラ・V.シンドゥ、ダブルスの名手・ポンナッパなどが不参加のインドは、初戦でカナダに屈し予選突破に向けて後がない状況。

第1シングルスは、今大会2戦目となった山口茜と、強豪サイナ・ネワールが激突。第1ゲームは山口が攻撃を仕掛けて18-10とリードを奪ったが、ここからサイナが猛追。山口は20-19まで差を詰められるも、なんとかしのいでこのゲームをモノにする。しかし、悪い流れを断ち切ることはできず、第2ゲームはスピードを上げるサイナが奪った。

ファイナルゲームもテンポよく攻撃を続けるサイナがスコアも先行。16-20とマッチポイントを許した山口は「正直、今日の試合はダメかなと思った」と振り返るが、ここから一気に追い上げる。「(試合の)終わり方としてミスが続いてマッチポイントを握られてしまった。それはよくないと思ったし、(負けても)できるだけ追いついて日本に流れを引き戻そうと思いました」(山口)

気持ちを切り替えてスマッシュを打ち込む山口に対して、後手に回ったサイナ。すると1点、また1点と山口がポイントを加えて、20オール。最後まで攻撃の手を緩めなかった山口が最後も2連取し、“6連続得点”で鮮やかな逆転勝ちをおさめた。

ト杯ユ杯4日目
劣勢からの逆転を決めた山口茜

トップエース対決を制した日本は、第1ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が格下ペアを2−0で一蹴すると、続く第2シングルスの奥原希望も危なげなく勝利。3連勝で日本チームの勝利が決定し、その後も第2ダブルスの米元小春/田中志穂、第3シングルスの髙橋沙也加も相手を寄せつけず、終わってみれば5−0の快勝。日本がインドを破り、予選リーグ首位通過を決めている。一方、敗れたインドは決勝トーナメント進出を逃している。

ト杯ユ杯4日目
奥原希望は選手が悩まされる風にもしっかり対応して白星奪取
ト杯ユ杯4日目
きっちり勝利を手にした米元小春/田中志穂(右)

◆ユーバー杯/予選リーグ・グループA

日本(3勝) 5−0 インド(1勝2敗)

WS1 山口茜②〔21−19、9−21、22−20〕1●サイナ・ネワール(インド)

WD1 髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−15、21−6〕0ゴールペード/サワント

WS2 奥原希望②〔21−10、21−13〕0バイシュナビ・レッディ・ジャッカ

WD2 米元小春/田中志穂②〔21−8、21−17〕0●バーレ/ジャッカムプディ

WS3 髙橋沙也加②〔21−12、21−7〕0●アヌラ・プラブデサイ

ユーバー杯:バドミントン世界一の国・地域を決める団体戦として最も権威ある大会。全英OP優勝13回を誇るベディー・ユーバー女史がトロフィーを寄贈し、大会名にその名がつけられた。トマス杯の開催から8年後にユ杯が開催。1982年まではト杯と交互の開催だったが、84年から男女同時開催となった。

試合形式:2ダブルス(複)、3シングルス(単)で、世界ランキングの高い順に試合が行なわれる。試合の種目順はオーダーによって変わる(種目順の例:第1単→第1複→第2単→第2複→第3単)。予選リーグは5試合すべてを行ない、決勝トーナメント・準々決勝以降は先に3試合を制した国・地域が勝利。単複兼ねて出場することができる。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳


投稿日:2018/05/23

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