【帰国会見】「“自分も戦えるんだ”という気持ちになった(桃田)」<アジア選手権>

アジア選手権

4月30日(月)、アジアNo.1を決めるアジア選手権(中国・武漢)で決勝に進出した7名の帰国会見が行なわれた。日本勢は男子シングルスの桃田賢斗、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花が同大会初制覇。同じく女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士が準優勝の好成績を残している。ここでは、男子シングルスで日本人初優勝を飾った桃田のコメントを紹介しよう。

アジア選手権

桃田賢斗(NTT東日本)

 −−久々に(多くのメディアに)囲まれてどういう感想をお持ちですか?

アジア選手権というレベルの高い大会で自分の最高のパフォーマンスが出すことができ、そして久々にこういった帰国の会見があって、もっと頑張っていこうと思いました。

−−強い桃田選手が帰ってきました。ご自身では、この結果をどうとらえていますか?

ナショナルA代表に選出していただいて、すごく質の高い練習ができている。そこが今回の結果を出せた要因かなと思います。

−−今回は強敵ぞろいでしたが、どういう気持ちで臨んだか。

対戦相手のほとんどが世界ランキングでは上の選手だったので、向かっていくだけだと思っていました。相手がどうこうではなく、悔いのないように、自分のすべてを出し切ることを考えて試合に臨みました。1月からの合宿は厳しくて、(4月の)高知でも行なったフィジカルトレーニングもきつかった。でも、自分なりに頑張ることができたので、その成果が少しずつ出てきたのかなと思います。

−−リー・チョンウェイ(マレーシア)に勝ったことは、決勝戦でプラスになったのか。

憧れていた選手ですし、“自分も戦えるんだ”という気持ちになりました。決勝は自信を持って挑めたと思います。

−−優勝の瞬間、(ウエアーの)日の丸にキスをしてましたが、あれはどんな気持ちからなのか。

辛いときも支えてくださった皆さんへの感謝の表れです。“絶対やろう”と思っていたわけではなく、自然に出たものです。

−−日本代表に戻って、改めて日の丸を背負う自覚について、何か変化はありますか?

(復帰当初)ナショナルチームとしてではなく海外遠征に出たときは、緊張感というか、自分自身だけ、という感じでした。でも、いまは周りの選手たちからの刺激があるし、みんなが高い意識の中で試合に取り組んでいるので、自分も責任を持って戦えています。

−−このあとは世界選手権(中国・南京)もあり、その先には東京五輪もがありますが、今後はどういう気持ちで戦っていくか。

この次はトマス杯(タイ・バンコク)があり、自分は第1シングルスに出ると思うので、もう一度日本を優勝に導けるように、第1シングルスの責任を果たせるように頑張りたいと思います。

−−東京五輪について、いま何かいえることは?

そこまでは考えていないです。目の前の一戦一戦を戦っていきたいです。

−−今回の大会を見て、体が大きくなった印象があった。具体的に体重が増えたりしているのか。そのほか強化していることや努力していることがあれば教えてください。

1月にねんざをして、そこで練習量が落ちたときに体重が増えてしまいました。とくに筋トレをしたわけではなくて、食べすぎ……(苦笑)。

−−それでも持久力がついた印象もあります。

日本のトップ選手との練習は、チームの中で同じ練習メニューをしたとしても、(代表の方が)レベルが高く、質の高い練習になっています。そういった一つひとつの積み重ねが、5試合を戦い抜けるフィジカルにつなげることができたのかなと思います。

 

 ■大会成績

アジア選手権

▼1回戦

桃田賢斗②〔21−11、21−15〕0●グエン・ティエンミン(ベトナム)42分

▼2回戦

桃田賢斗②〔21−15、12−21、21−12〕1●石宇奇(中国)67分

▼準々決勝

桃田賢斗②〔21−5、21−13〕0●周天成(台湾)38分

▼準決勝

桃田賢斗②〔21−19、21−14〕0●リー・チョンウェイ(マレーシア)55分

▼決勝

桃田賢斗②〔21−17、21−13〕0●諶龍(中国)60分

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images、バドミントン・マガジン編集部


投稿日:2018/04/30
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