【世界ランキング】上位陣に大きな変動なし。タカマツも2位をキープ!<ダブルス>

12月7日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。すでにスーパーシリーズは終了しているが、GPGである韓国マスターズの結果が反映されたことで若干の順位変動があった。ここでは男子・女子ダブルス、混合ダブルスを紹介する。

【男子ダブルス】

世界ランク

今年のBWFアワードの男子部門にノミネートされているギデオン(写真左)/スカムルジョ(インドネシア)は、8月の世界選手権以降のSS5大会すべてで決勝に進出。3大会優勝の好成績でランキングも1位を維持している。ポイントも9万2587ポイントで、2位以下に約1万ポイント差をつけて独走状態だ。2位にはデンマークのボー/モーゲンセン、3、4位には李俊慧/劉雨辰、張楠/劉成の中国2ペアが続いている。

日本勢は5位に園田啓悟/嘉村健士、そして10位に井上拓斗/金子祐樹が入っており、2ペアがトップ10に名を連ねている。園田/嘉村とともにスーパーシリーズファイナルに出場する保木卓朗/小林優吾は、一つ順位を落として20位となっている。

男子ダブルスの順位は こちら

【女子ダブルス】

世界ランク

2017年に大きく飛躍した陳清晨/賈一凡(中国)が、日本の髙橋礼華/松友美佐紀を抑えて1位をキープ。髙橋/松友は2位をキープしているが、昨年準優勝を果たしたSSファイナル(UAE・ドバイ)には出場できないため、SSF後に発表されるランキングでは2位以下に順位を落とす可能性が高まっている。なお、3位にはリターユール/ペデルセン(デンマーク)、4位は張藝娜/李紹希(韓国)が入った。

タカマツに続く日本勢は、全日本総合優勝の福島由紀(写真奥・左)/廣田彩花が5位、同ベスト4の米元小春/田中志穂が6位、福万尚子/與猶くるみが7位と、3ペアが並ぶ形となった。また、同じく総合で初の4強入りを決めた松本麻佑/永原和可那は、13位と上位にしっかり留まっている。

女子ダブルスは こちら

【混合ダブルス】

世界ランク

中国トップ2の鄭思維/陳清晨(中国)、魯愷/黄雅瓊(中国)が1、2位を独占している混合ダブルス。3位には大きく離される形で世界選手権金メダルのアーマド/ナトシール(インドネシア)が続き、4位の王懿律/黄東萍(中国)、5位のC・アドコック/G・アドコック(イングランド)ら上位常連のペアがトップ5を固めている。韓国マスターズ優勝の徐承宰/金ハナ(韓国)が、7000ポイントを加算して8位に浮上した。

日本勢は数野健太/栗原文音が一つ順位を上げて16位に。全日本総合で初優勝を飾った渡辺勇大(写真左)/東野有紗は、一つランクダウンとなり29位としている。

混合ダブルスは こちら

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2017/12/10
■関連キーワード

人気記事ランキング

閉じる