５月21日に開幕する世界国別混合団体選手権・スディルマン杯に出場予定だったイングランドが、大会を欠場することを世界バドミントン連盟（BWF）が発表した。

混合ダブルス上位のアドコック夫妻や、リオ五輪男子シングルス８強のラジフ・オーゼフなどを擁するイングランドは、今回のス杯組み合わせで世界トップ12が集うグループ１に選出されていた。予選リーグは日本、マレーシアと同じC組に入っていたが、この欠場により、グループ２の最上位国であるドイツがグループ１・C組に繰り上がりで出場することが決定している。

ドイツは、スーパーシリーズで上位経験のある男子シングルスのマーク・ツウィーブラーが主軸。しかし、その他の種目では世界ランクで30〜50位代に甘んじている選手が多く、イングランドよりも総合力では下回る。確実に勝利をつかみたかった日本にとっては、ドイツの繰り上がり出場は“追い風”といえるだろう。

なお、この欠場で新たにス杯に出場する国・地域はなく、ス杯参加国は組み合わせ決定時より１チーム少ない、計27チームで行なわれることになった。

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