12月17日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)4日目は、各種目の決勝トーナメントの準決勝が行なわれた。ここでは男子ダブルスの結果を紹介しよう。
【女子ダブルス】
![髙橋礼華/松友美佐紀(奥)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161217_1423_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS2145.jpg)
2年ぶり2度目のSSファイナル制覇に挑む髙橋礼華/松友美佐紀は、予選リーグを圧倒的な力で制して準決勝へ。その相手はリオ五輪決勝で争ったリターユール/ペデルセン(デンマーク)。厳しい試合も予想されたが、ここで本領を発揮したのが髙橋/松友だった。第1ゲームを12本で抑えたタカマツは、続く第2ゲームも終始リード。4−1、8−4、15−8と点差を広げた日本ペアが、そのまま21点目をつかんで決勝進出を果たした。
髙橋/松友の相手が決まるもう一つの準決勝は、中国の若手・陳清晨/賈一凡(中国・写真)が勝ち上がった。相手は韓国Wエースの一角・張藝娜/李紹希(韓国)。経験豊富な韓国ペアに対して気迫をぶつけて陳清晨(写真左)/賈一凡が挑むと、第1ゲーム23-21で中国ペアが先制。第2ゲームは韓国ペアが一時14-5まで大量リードを奪ったものの、ここから中国ペアが猛追。5連続点などで17-20とした陳清晨/賈一凡は、さらにポイントを重ねて20オールに。再びデュースとなる緊迫した場面で、連続得点をつかんだのは中国ペア。22-20で制した陳清晨/賈一凡が第2ゲーム、鮮やかな逆転勝ちで決勝進出を果たした。
▼準決勝
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−12、21−11〕0●リターユール/ペデルセン(デンマーク)41分
![リターユール(左)/ペデルセン(デンマーク)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161217_1417_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS2090.jpg)
陳清晨/賈一凡(中国)②〔23−21、22−20〕0●張藝娜/李紹希(韓国)57分
![張藝娜(奥)/李紹希(韓国)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161217_1709_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS3325.jpg)
▼決勝
髙橋礼華/松友美佐紀 − 陳清晨/賈一凡
【混合ダブルス】
混合ダブルスは9月以降に急成長を遂げている鄭思維/陳清晨(中国・写真)が、デンマークの強豪・ニールセン/ペデルセン(デンマーク)をストレートで快勝し、決勝へ進出。もう一つの決勝の座をつかんだのは、前回王者のC・アドコック/G・アドコック(イングランド)。インドネシアのヨルダン/スサント(インドネシア)をファイナル勝負の末に破り、2連覇に向けて前進した。
![C・アドコック(左)/G・アドコック(イングランド)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161217_1815_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS3980.jpg)
▼準決勝
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−14、21−18〕0●ニールセン/ペデルセン(デンマーク)47分
![ニールセン(右)/ペデルセン(デンマーク)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161218_0021_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS6405.jpg)
C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−19、17−21、21−9〕1●ヨルダン/スサント(インドネシア)62分
![ヨルダン(右)/スサント(インドネシア)](https://www.badspi.jp/wp-content/uploads/2016/12/48020161217_1813_WorldSuperseriesFinals2016_BPRS3960.jpg)
▼決勝
鄭思維/陳清晨 − C・アドコック/G・アドコック