5月18日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(タイ・バンコク/Super500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
男子シングルスは、地元Vをねらうクンラビット・ビティサラン(上写真)とアンダース・アントンセン(デンマーク)が対戦。第1ゲームは、クンラビットが中盤11−10から先に抜け出し、21−16で先制。第2ゲームはアントンセンが17本で奪い返したが、ファイナルゲームに入るとアントンセンがスピードダウン。クンラビットが前半10−1とリードを広げると、最後はアントンセンを9本に封じて優勝。1時間32分の激闘を制したクンラビットが、2年ぶりに地元タイトルをつかんだ。
女子シングルスは中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/上写真)と地元タイのポンパウィ・チョチュウォンが激突。第1ゲームを陳雨菲が制すると、続く第2ゲームも陳雨菲がリードを奪って試合を運び、21−12で勝利。4月のアジア選手権に続き、今年3つ目のツアータイトルを獲得した。
男子ダブルスは、マレーシアのアーロン・チア/ソー・ウィーイク(上写真・右)が、デンマークペアを下して優勝。中国決勝となった混合ダブルスは、馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が後輩ペアを退けて頂点に立っている。また、女子ダブルスはマレーシアのティナー/タンが韓国ペアを制し、今季初優勝を飾った。
5月18日(決勝戦)の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−16、17−21、21−9〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)92分
【女子シングルス】
陳雨菲(中国)②〔21−16、21−12〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)48分
【男子ダブルス】
A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔20−22、21−17、21−12〕1●ボー/ケアー(デンマーク)60分
【女子ダブルス】
ティナー/タン(マレーシア)②〔21−16、21−17〕0●鄭ナウン/李ヨンウー(韓国)58分
【混合ダブルス】
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔24−22、21−16〕0●高家炫/吴梦莹(中国)54分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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