【マレーシアOP2024】渡辺&東野が中国の若手ペアを下して決勝に進出!保木&小林、中西&岩永は敗れベスト4<準決勝結果>

1月13日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール・Super1000)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目が準決勝を戦い、決勝の切符は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗がつかんだ。

4日目/準々決勝
(1月12日)

3日目/2回戦
(1月11日)

2日目/1回戦
(1月10日)

初日/1回戦
(1月9日)

渡辺(上写真・手前)/東野は昨年にブレークした中国の蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)と対戦。第1ゲームは渡辺/東野が12オールから6連続得点で相手を引き離し、21-15で先制する。第2ゲームは9点差をつけられ奪われた渡辺/東野だったが、ファイナルゲームに入ると10オールから再び4連続得点などでリード。最後は渡辺/東野が21-15で制し、決勝進出を果たした。

女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴(上写真・手前)が準決勝で譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シェンシュ/中国)と激突した。前回対戦した昨年のデンマークOPでは、中西/岩永が勝利。再び白星を手にして決勝に進みたかったが、第1ゲーム序盤にリズムをつかんだのは中国ペア。中西/岩永は流れをつかめず、11-21で落とした。第2ゲームで巻き返しをねらう中西/岩永だったが、ここでも主導権をつかめない。8-4と一度はリードしたものの、中盤以降は相手の連続得点で引き離され16-21で敗戦。決勝に勝ち進めなかった。

男子ダブルスは保木卓朗(上写真・左)/小林優吾が、中国の世界ランク1位、王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)との勝負に挑むと、第1ゲームを奪われたものの、第2ゲームは21-19で制してファイナルゲームに持ち込んだ。逆転勝ちをねらう保木/小林だったが、最終ゲームは序盤から5連続失点を喫した保木/小林が、その後もペースを取り戻せずに13-21で敗戦。ベスト4の結果に終わった。

1月13日(準決勝)の結果と準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(1月13日)

石宇奇(中国)②〔21−12、19−21、21−17〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)70分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−16、21−7〕0●林俊易(台湾)41分

▼決勝(1月14日)

石宇奇(中国) ― アンダース・アントンセン(デンマーク)

【女子シングルス】

▼準決勝(1月13日)

アン・セヨン(韓国)②〔21−17、21−11〕0●張藝曼(中国)36分

戴資穎(台湾)②〔17−21、21−15、21−18〕1●陳雨菲(中国)72分

▼決勝(1月14日)

アン・セヨン(韓国) ― 戴資穎(台湾)

【男子ダブルス】

▼準決勝(1月13日)

王昶/梁偉鏗(中国)②〔21−19、19−21、21−13〕1●保木卓朗/小林優吾50分

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−18、22−20〕0●徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)47分

▼決勝(1月14日)

王昶/梁偉鏗(中国) ― シェティ/ランキレッディ(インド)

【女子ダブルス】

▼準決勝(1月13日)

譚寧/劉聖書 (中国)②〔21−11、21−16〕0●中西貴映/岩永鈴47分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−17、21−17〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)45分

▼決勝(1月14日)

鄭雨/張殊賢(中国) ― 譚寧/劉聖書(中国)

【混合ダブルス】

▼準決勝(1月13日)

金ワンホ/鄭ナウン(韓国)②〔21−16、21−16〕0●ヒー/タン(シンガポール)41分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−15、12−21、21−15〕1●蒋振邦/魏雅欣(中国)50分

▼決勝(1月14日)

渡辺勇大/東野有紗 ― 金ワンホ/鄭ナウン(韓国)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2024/01/13

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