【全日本総合バドミントン2023】「相手の得意な低空戦を封じられたのが勝てた要因だと思う」(岡村洋輝)<選手コメント/4日目-5>

日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで12月25日に開幕した。大会4日目が行なわれた28日は、各種目の準々決勝を実施。ここでは注目選手たちのコメントを紹介する。

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三橋健也(奥)&岡村洋輝
(BIPROGY)

男子ダブルス準々決勝:山下恭平/緑川大輝(NTT東日本)に21-18、21-16で勝利

――2-0でのストレート勝利

岡村 2人で話し合いながら、相手の得意な低空戦を封じられたのが、勝てた要因だったかなと思います。

三橋 こっちがリードしていることが多く、点の取り方もよかったです。連続得点でやられるのは、すごく嫌。相手も勢いに乗ったら、すごくいい球が返ってくるので。点数というものは相手へのプレッシャーになるので、そこは(ポイントを)押さえられたかなと思います。

――相手は小柄で速い選手同士のペア。大きい展開に持ち込む意識が強かった?

岡村 そうですね。相手は後衛から打つ力もありますけど、やっぱり自分たちの土俵に持ち込んだ方が強いので、大きい展開に持ち込みました。また、相手が2人ともミックス(ダブルス)の試合もやっていたので(ラリー戦にして)相手を疲れさせてから、こっちの一撃というのが決まるので、その展開に持ち込めたのが大きいと思います。

――明日は、いよいよ準決勝

三橋 今日よりもっといいパフォーマンスをしつつ、やっぱり、優勝をめざしているので、結果にこだわりながら試合をしていきたいと思います。

岡村 まったく同じです。結果にこだわりながら、優勝をめざしたいと思います。

――相手は、山田/柴田ペア

岡村 柴田選手がすごく強力なスマッシュを持っている印象です。やってみないとわかりませんが、最初は、攻撃的なスタイルでいくと思いますけど、(レシーブを大きく)上げられたら、どんどん振って疲れさせて、自分たちの土俵に持っていこうと思います。

――気合い十分の両ペア

三橋 音量(声量)も実力も負けないように頑張りたいと思います(笑)。

山下恭平&緑川大輝
(NTT東日本)

山下 相手が大きく上げてきて左右に振られて、自分たちが打ってるというよりも、打たされてるっていうイメージで最後まで試合が終わるまでやってしまった。そこでどうするべきなのかがわからなかったので、これからもっと詰めていけるようにやっていきたいです。

緑川 2ゲーム目もリードしてる中で、自分たちが(男子ダブルスの練習を)やってない分、途中で切り替え方というか、相手に読まれてきた中での切り替え方というのが、自分たちのなかで固まってなかったと思います。ベスト8という結果を踏まえて、やらなきゃいけないことが明確になってきたのかなと、いい風にもとらえて足りない分は補っていきたいです。

山田尚輝&柴田一樹
(NTT東日本)

男子ダブルス準々決勝:西大輝/木田悠斗(龍谷大)に20−22、21−13、21−11で勝利

山田 相手が大学生で、向かってこられることはわかっていたのですが、引いてしまって…。でも途中から、自分たちのプレースタイルである攻めを意識して、それがうまくハマったから勝てたと思います。体力面は大丈夫です。しっかり食べて、いっぱい寝て…のくり返しです(笑)。そうすれば、体も元気になるので!

柴田 自分たちのよさは、攻めて打ちきること。それが2ゲーム目の途中からやっとでき始めて、逆転で勝てたと思います。試合中、体がきついと感じることはほぼなく、思いきりプレーできています。僕もいっぱい食べて、寝て(笑)、明日に備えます! 準決勝の舞台を思いきり楽しめたらといいなと思います!

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取材・構成/吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2023/12/28
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