【ワールドツアーファイナルズ2023】アクセルセン、戴資穎が頂点に!中国勢は2種目で優勝!<決勝戦結果>

12月17日にBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。日本勢は決勝進出者はおらず、海外の強豪選手たちが優勝をかけて争った。

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地元中国勢は4種目で決勝に進出。その中で優勝を飾ったのは混合ダブルスの鄭思維(上写真・右端)/黄雅瓊と、中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)。鄭思維/黄雅瓊は同郷対決となった馮彦哲(フォン・イェンジァ/上写真・奥)/黄東萍(ファン・ドンピン)との勝負を11本、18本で制して2連覇を達成。陳清晨/賈一凡は、韓国の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナとの頂上決戦を、16本オールで制して地元優勝を飾っている。

男子シングルスは、予選リーグで2位通過となったビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が、石宇奇(シー・ユーチー/中国)との勝負に挑み、第1ゲームは11本で先制。第2ゲームも終始圧倒したアクセルセンが21-12で勝利し、ワールドツアーでは史上初となる3連覇を飾っている。

男子ダブルスは、今年の世界選手権優勝を果たしている徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュク(韓国/上写真・右)が、地元で初制覇をねらう王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン)を2-0のストレート勝ちで退けて初優勝。女子シングルスは、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が、キャロリーナ・マリーン(スペイン)とのファイナルゲームにもつれた接戦を制して3年ぶり4回目タイトル奪還に成功した。

12月17日の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

ビクター・アクセルセン(デンマーク) ②〔21−11、21−12〕0●石宇奇(中国)49分

【女子シングルス】

戴資穎(台湾)②〔12−21、21−14、21−18〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)73分

今季はアジア選手権、台北OPに続いて3つ目のタイトル獲得となった戴資穎

【男子ダブルス】

徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔21−17、22−20〕0●王昶/梁偉鏗(中国)43分

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−16、21−16〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)62分

地元で強さを発揮した陳清晨(左)/賈一凡が貫禄のV

【混合ダブルス】

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−11、21−18〕0●馮彦哲/黄東萍(中国)48分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/12/18

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