【イベントレポート】「応援されていると実感して、すごく幸せな空間でした」(桃田) 桃田賢斗ファンミーティングが開催!

全員で記念撮影。桃田自身のスマホで撮影する際には、それまで以上に参加者の笑顔が弾けた

桃田賢斗をサポートするハーバライフ・オブ・ジャパンが、12月2日、桃田賢斗のファンイベント「ハーバライフ24アンバサダー桃田賢斗選手 ファンミーティング」を開催した。会場である東京都港区赤坂のハーバライフ・オブ・ジャパン エクスペリエンスセンターに集まったのは、一般公募の中から当選したファン60名。約2時間にわたって、桃田との貴重な時間を過ごした。

イベントでは、桃田が参加者の質問に答えるトークショーのほか、桃田のサイン入りグッズが当たる抽選会が行なわれたあとに、個別の写真撮影タイムも。憧れの桃田とツーショットで写真撮影し、言葉を交わすと感激で涙を流す熱烈なファンの姿もあった。

会場となったのはハーバライフ・オブ・ジャパン エクスペリエンスセンター。MCの進行で桃田が参加者の質問に答えていった
サイン入りグッズが当たる抽選会では、桃田自身が抽選を行ない、当選者に手渡した
個別写真撮影会。直接言葉を交わす貴重な時間にもなった
会場ではハーバライフの人気製品、大豆ベースのおいしいプロテイン「フォーミュラ1(ワン)」の全9フレーバーの試飲も行なわれた

桃田が参加者からのさまざまな質問に答えていくトークショーでは、11月の韓国マスターズでの優勝や翌週の熊本マスターズでの活躍の要因について話す場面も。

「少し前に腰痛でまったく動けなくなったときには、正直、心が折れそうで、もう厳しいんじゃないかと思ったこともあったのですが、このまま終わるのも嫌だと思って。筋力トレーニングで体幹を鍛えることで、腰に負担をかけづらくする方法を取り入れてからプレーが安定してきました。きつい練習もしてきたけれど、“この練習で成長できているのかな”と不安もすごくあったところから、韓国マスターズで優勝できたので、すごくうれしかった。今までやってきたことは間違いじゃなかったんだと報われた」と、ファンを前に現状を報告した。

さらに「この2、3年は思うようなプレーができずに試合の途中で心が折れかけてしまうこともあったし、応援してくれる人たちに申し訳ないという気持ちがたくさんあって…。今、やっとスタートラインに戻ってこられたという気持ち。結果よりも、支えてくれた人たち、応援してくれる人たちに、元気に楽しんでコートで動き回っている姿を見てもらおうという気持ちで取り組んでいるのが、いい流れがきている要因かなと思います」と、苦しかった時間やそこを乗り越えられた原動力について、心の内を明かした。

イベント終了後には、囲み取材に対応。12月25日から30日まで開催される全日本総合に向けて順調に練習を積めているといい、連覇がかかる大会に向けて「自分ができることを全部やって、悔いの残らない毎日を過ごしていきたい」と意気込みを語った。

イベントの最後は、桃田自身が参加者を見送った

桃田賢斗コメント

「すごく応援してもらっているなというのを感じて、もっと頑張りたいなと思いましたし、すごく元気をもらいました。一人じゃないと感じて、すごく温かく、幸せな空間でした。

今は練習も充実していますし、すごく楽しい。韓国、熊本と自分でもいきなりあれくらい試合数を重ねられると思っていなかったので、しんどさも逆に懐かしいというか。バドミントンをやっているなと実感できて、しんどい中でもすごく自信になりました。全日本総合では、そこにプラスアルファして、自分らしさを付け加えていけたらいいのかなと思います」

取材・文&写真/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2023/12/03

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